中国裸ローンで自殺者

シェアする

出るべくして出た裸ローン被害者

以前に取り上げた中国の裸ローン。高金利な上に担保が裸の写真なので、トラブルは避けようがないのだが、ついに自殺者が出た。

裸ローンとは?

本記事の前に裸ローンって何?という人は、以前に取り上げた次の記事を見ていただきたい。かんたんに言えば、P2Pローン業者などが担保として女性の裸写真を使うという非合法ローンである。

Twitter上に裸ローン画像が旋風

無担保で900万円強の借金

自殺したのは厦门华厦学院の二回生になる女子大生(20歳)で、彼女の借金総額はわかっている範囲だけで57万元(日本円 約900万円)に上るという。

この女子大生の両親は、2月下旬に女子大生から借金返済のためお金の都合を依頼され、21,800元を送金。4月1日にも4,000元を送金している。ところが返済額が足りていなかったようで、4月5日に突如裸の写真が母親の携帯に送られてきたという。

驚いた両親は、一時しのぎとして、さらに14,000元を送金するとともに、娘にどのくらいの借金があるのか、実家に戻り借金返済をするように促したという。その後、何度かやり取りをしていたのだが、4月7日から仕事の面接に行った先で、客室内を密閉して練炭自殺したようだ。

裸貸釀命案 閩女大學生欠貸57萬自殺(動画ニュース)

彼女は、学生向けローン(校园贷)少なくとも5社から借り入れをしていたようで、金額の大きい”今借到”を含む”闪银”、”现金贷”、”快乐花吧”や”现金卡”など複数のP2Pローンを利用していた。借り入れ回数は257回、借金の累計金額は57万985元。携帯や衣服、化粧品や海外旅行など浪費した経歴がないので、どういった経緯でこれだけの借金を重ねたのかが不明だという。

ただ、彼女は代理購入の生業をしていたとのコメントもあるなど、小さな借金が雪だるま式に膨れ上がって追いつめられたのだろう。

身元捜索合戦

ここまでは、普通のネットニュース。このニュースが流れたあと、中国ユーザによる人力捜索が始まっている。

おまけに、中国の各メディアが裸ローン時の女子大生が撮影した写真を掲載しており、そこからの身元捜索が行われているようだ。各報道機関が使っている写真は、内容保護のために写真を反転しているようで、元写真はこちら。

マスキングされているこの画像気がついたのだが、便箋には本名と住所が書かれているのだ。こうなると2チャンネルばりにスレッドが立ちそうであるが、百度上では関連語句がすでに検索禁止語句になっており、以下のように検索ができない。

学校名も割れているので時間の問題だと思うが、死人にむち打つ中国のメディアはすごいの一言である。ポルノサイト真っ青、過激なシーンを売りにしているニコ生と一緒に近々当局のさらに厳しい規制が入るのは間違いがない。