反日政策が日本を救う

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先週1週間ほど日本に戻った。春節の時は飛行機のチケットが普段の2倍近くになるので、それを避けて帰国。

TVなどで、中国人の爆買い報道がされていたものの、さすがに春節過ぎて1週間もすれば正常に戻っているだろう…と思ったが甘かった。至る所で中国語だらけ。日本にいるのか、中国にいるのか。

大型店舗ですら中国人が買い占めたためにモノがなくなっているということ。都内の大型電器店では、海外対応製品が見事なくらいに売り切れ。イナゴが通った跡にペンペン草も生えないを目のあたりにした。

中国人イナゴが通った跡

香港で起きた学生デモは、北京への反感+選挙が事実上反故にされたためというのがマスコミの分析。個人的には同感できない。香港では、返還直前の10年間除けば、民主的な選挙は実施されたことはない。それよりも、中国本土から大量の中国人が押し寄せて、物の値段が以前の2倍以上になり、マンションなど不動産は一般の収入では買えなくなり、もともと持っていた人や権力に近い人のみ潤う現状への不満が正しい。人民の暴動は、いつも身の回りの生活から始まっているのだから。

香港は中国の領土となったため、真っ先に標的にされているが、日本も楽観できない。日本の不動産は、取得制限要件はほぼ皆無、ビザは条件が緩和されノービザ状態。日本国内には100万人近い中国人と華僑がいるので、人が人を呼びこむ状況になれば、日本の3人に1人は中華系と言うのはあり得る話だ。不動産を中国人が買い占めて、物価も急上昇。日本人が日本で生活できない…なんてなるかもしれない。

2014年香港学生デモ

そんな日本の危うさを回避しているのは、中国の反日政策。一部の開放的な中国人や、何らかの形で日本の良さをわかっている人をのぞけば、敢えて日本に行こうという人は物好きくらいだろう。中国が日本に好意的に、仲良くやりましょう!などとしていたら、香港の二の舞いだったろう。いや、さらに悪い状況になるかもしれない。日本は外国人に対して寛容性がないので、かなりまずい社会不安を引き起こしても不思議ではないだろう。

そういう意味では、挑発的な行動で嫌中と民族意識を高め、自国民には日本への渡航を思いとどませているこの反日政策というのは、日本を救っているありがたいものかもしれない。

追記

こんなことを投稿したら、サンケイビズで下記のような記事が。

香港での「爆買い」を取り締まりへ 中国当局、日用品”密輸”恐れて – SankeiBiz(サンケイビズ)

そもそも爆買いの根底にあるのは、以下のような理由だろう。

  1. 中国企業の製品レベルが低い
  2. 1の理由から国内産業保護のため関税が異様に高い
  3. 1と2の理由から個人輸出ビジネスが跡を絶たないが、正規品と偽物が混在しマーケットが混乱している

中国国内の企業は、政府や地方および関係当局と結託しているので、部品を買ってガワを作るだけでビジネスが成り立つ。なので、いつまで経ってもレベルが上がらない。中国で買わざるをえない大型家電(冷蔵庫や洗濯機など)をつかってみるとわかりやすい。海外を知っている中国人は、当然不満なので海外企業の作る製品が欲しいが、関税と流通コストが高い上に騙されるのを恐れて、海外へ行って爆買いする。

根本を正さないとダメなのだが、こうやって小手先の規制をやると余計に自国産業の衰退と市場混乱に拍車をかけるのだがわからんのだろうか?