日本メディアの存在意義

うちには日本のテレビを見るシステムはない。YoutubeやNetflixは使っているが、日本のコンテンツは一切見ない。

と、言う話を知人(日本人)にしたところ『えーっ』と言われた。

コンテンツを見るのが有料だとブーブー文句言う人いるが、もっと大切なのは見るのにかける労力と時間である。この点、日本のメディアもコンテンツも見る価値がない。

ニュース報道のできないメディアは必要？

特に深刻なのは、メディアが必要とされてきたニュースに対する能力のなさ。うちが特に見ない理由は3つ。

1．スピードがない

昨今、どこの国の公式機関が発表した内容は、その公式サイトでも公開される。最近ホットな武漢肺炎でも、中国政府が発表した内容はすべて公式サイトに載っている。しかも、ほぼ即時である。

一次媒体である人民日報など中国のマスメディアは、その公式サイトに加えてFacebookなどでも配信している。

日本のメディアの報道は、公式発表から半日、下手すると1～2日遅れとかがザラ。

2．内容が不正確

シンガポール＆中国IT情報局

日本のマスメディアは引用すら正確にできない。それはさておいて、赤十字で不正って前にもあったような…? ---

www.facebook.com

この件もそうだが、地方政府の窓口レベルならともかく、一国のトップが、しかも危機的状況で公式発表した内容ですら正確に報道できない。

オーラル(口頭)なら聞き違いもあるかもしれない。しかし、テキストに起こした内容をもとに報道してミスるとか、素人以下である。

3．チェックができない

速度を取るか、正確さを取るかは天秤で、用途によっては使いみちがある。しかし、日本のメディアは上述の通り遅くて＆不正確。

これに加えて誤った報道をしても、修正しない＆謝らない。一方的に撒き散らすという点で、中国のデマ取締対象にしてもいいレベルである。

レベルが低い日本のメディア関係者

以前に外交部報道官に質問して、発音を取り間違えられたという1幕があった。当時は気にしていなかったが、よくよく見ると…

香港01｜hk01.com 倡議型媒體

香港01是一家互聯網企業，核心業務為倡議型媒體，主要傳播平台是手機應用程式和網站。企業研發各種互動數碼平台，開發由知識與科技帶動的多元化生活。

www.hk01.com

中国語で話して聞き間違いしているのかと思ったら、英語だったのですね…(絶句)。

海外に派遣されるレベルの人がしゃべる英語で相手に聞き取りづらいと思わせちゃう？いや、中国に派遣される人が中国語で”Xiang Xiang”と”Shan Shan”を正確に伝えられないのも十分切腹レベル。

こんな人しか社内にいないのですね、日本のメディアは。

今こそ、日本のメディアにさよならを言おう

ニュースへの需要は、国民の知る権利を満足させるとともに、生活と生命を守るために存在するべきである。特に中国から近く、爆発的な拡散をしている武漢肺炎をもっと詳細に報道して、国民の注意喚起を呼び起こすべきである。

香港、台湾、シンガポールその他ASEANのメディアは、ここにしっかりフォーカスを当てており、政治・経済、社会がどの程度影響を受けているのか報道している。ほぼすべてのニュースがここに焦点を当てているくらいのボリュームである。

これに対して某朝日新聞とかは、いまだにちょいちょい『桜を見る会』のやり取りを報道している。

それでも少し前－と言っても5年前くらい－までは、年に数本くらい特集番組や娯楽番組が、”まだ”価値があった。だが、今ではASEANのコンテンツもレベルが上がって十分に面白い。娯楽番組だけで言えば、中国のコンテンツはクオリティは、日本のそれよりも相当レベルが高い。出てくる芸人の洗練されたレベル(どれもS級モデル)や鍛錬の高さは特筆に値する。

レベルの低いコンテンツ見ていると、自分の時間を”盗られる”のがもったいないし、何よりも感化される。未だに日本のテレビ見ているのは、時間の浪費でしかない。

言葉がわからないという人にこそ、現地のメディアや英語メディアをおすすめしたい。使っていってこその言葉だからだ。

なんてことを、リアルで面と向かっては言えないよねって話。