外資と中国おもちゃメーカの見分け方

よもやま話

第一子が大きくなるにつれてアンコントローラブルなわが家。3時間放置(片付けない)すると部屋の中はさながらシリア状態。東莞状態と言ってもいいかもしれない。

家の中には多数のおもちゃがあって、メーカも多数。トミカで有名な日本はもちろん、アメリカやヨーロッパ、そして中国とまちまちである。

増えすぎるおもちゃを定期的に断捨離しようかと思案するのだが、そのときのプライオリティ(優先順位)を考えてみるとこんな感じだった。

  • 安全性(耐久性含む)
  • 完成度
  • (購入時の)価格

小さな子供は、誤って飲み込んだり、乱暴な扱いをするので破片が飛び散って怪我をしたら大変である。

壊れたものは買い直しができる。しかし、子供の健康や安全は買戻しできない。そのためおそらく誰が順位付けしても安全性がトップに来るのではなかろうか。

日本・欧米における玩具の安全性

さて、そんな安全性について、日本や欧米の玩具は基準やガイドラインがある。

たとえば、日本には玩具安全基準(ST基準)というものがあり、日本のメーカが作るおもちゃはこのガイドラインに沿って作られている。

我が国で販売されるおもちゃの安全性を高めるために、玩具業界は、昭和46年(1971年)に、玩具安全基準(ST基準)を策定し、玩具安全マーク(STマーク)制度を創設しました。

ST基準は、玩具の安全基準で、機械的安全性、可燃安全性、化学的安全性からなっています。STマークは、第三者検査機関によるST基準適合検査に合格したおもちゃに付けることができるマークです。

「STマーク」をご存じですか?

製品の箱には、このSTマークがプリントされている。

アメリカや欧米にも同様のガイドラインが存在しており、アメリカ向けに玩具を輸出する場合はこの基準を満たしている必要がある。

米国への子供用玩具の輸出は、「消費者製品安全改善法(Consumer Product Safety Improvement Act:CPSIA、2008年8月成立)」とCPSIAを改正した「H.R.2715(2011年8月制定)」により規制されています。

子供用玩具を輸出する際の留意点:米国向け輸出

いわゆる所得水準の高い国では、細かい部分では差はあるものの、ほぼ同じような基準を持っているのがわかる。

で、中国は?

類似の制度が中国にもあるはず。

中国には製品全般を包括する安全性基準はある。これは輸出を想定した最低レベルの基準で、玩具に特化したものが見つからなかった(ご存知の方教えてください)。

もっとも、基準があっても守られるかは別の話。安全性をうたう製品から鉛が数百倍で出てきたり、食品に重金属混ぜる国なので信用しないほうがいい。

ただ、そうなるとどうやって見分けるのか?になる。

家の中にあるおもちゃすべてをひっくり返して見たところ、とある法則?を見つけた。たとえば、ぱっと見同じに見える電車のおもちゃ。左側は中国の百貨店で買ったもので、右側は日本で購入したもの。

左側の列車は高铁。右側は阪急電鉄である。こういったローカル色の強い玩具であれば、どこの国のメーカが作ったかは見分けが付く。ちなみに、現在の中国新幹線が日本の新幹線にそっくりなのは、頭の悪い川崎重工業が技術を持ち出して売り払ったからである。

もっとも、こういったローカル色がない場合でも、実はひっくり返してみるとわかるのだ。それぞれの玩具をひっくり返すと…

右側の日本メーカが作った製品は、製造地に加えて製造メーカの名前(トイコー:toyco)が入っている。それに対して左側の中国メーカが作ったものは、”Made in China”しかない。雑にQC(検査)シールは貼られているものの、メーカの名前がわからない。

欧米メーカが作ったものでもちゃんとロゴが入っている。こちらはアメリカのメーカが作った製品。製品自体は中国で作られているが、製造元が明記されている。

これに対して、中国メーカが作ったものはどれもロゴが入っていないのだ。

憶測なのだが、万が一出荷したものが事故を起こして訴訟されるのを恐れて、ロゴやメーカ名を入れていないのではないか?いくら外見だけ海外メーカとそっくりに作っても、責任を持たないような製品怖くて子供にあげられない。

というわけで、中国メーカ品を断捨離いたしました。

やっぱり中国は、中国だなと感じた次第である。

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