Let’s note CF-SV7 SSD換装

よもやま話
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Let's note CF-SV7の保証が切れたので、SSD換装を実施しました。同機種のSSD交換をした記事をたまに見かけるのですが、SSD+HDDタイプの交換例がなかったので、記事化しました。

結論から言うと、他の同期種記事と同じでした。

分解工房・Panasonic Let'snote CF-SV7/SSD交換修理方法
Panasonic Let'snote CF-SV7内蔵のSSDの交換修理の写真付きマニュアルを公開中。Let's noteを自分で直しましょう。工具や部品の紹介も行っています。

Let's noteは、春秋でそれぞれモデルチェンジ行うのですが、私が買った2018年頃はHDDとの併用モデルが存在している時期でした。モデルの詳細名は、”CF-SV78R8QP”でプレミアムモデルと呼ばれている機種です。

https://askpc.panasonic.co.jp/comp/SpecDetail.do?op=reference&modelNo=CF-SV78R8QP

ストレージ部分に以下のような記載があるので、PCIe自体は問題ないと考えていました。

  • SSD:128GB+HDD:1TB(Serial ATA)【標準】
  • SSD:512GB(PCIe

他の分解記事で言及のあるモデルと比べると少し変わっており、筐体を抑えるゴム部分が小さくなっており、該当箇所を切断しなくても開けられるようになっていました。

筐体に向かって左側も元記事ではシールが貼ってあるのですが、この型番ではそのようなものはないので、解体作業自体はとても楽でした。

裏蓋を剥がすとこのようになっていました。最近の型番ではSSDのみが多いのですが、私の持っているこの型番はSSD+HDDモデルだったので左下に2.5インチHDDが見えますね。

BIOSではHDDもSATA接続と表記されています。

CrystalDiskInfoで覗いてみると他の型番同様にSAMSUNGであることがわかります。対応転送モードにもSATAと記載されていますね。

ではSSDを本体から取り外してみます。

左に足が5本見えて右に4本見えます。M.2 SSDには3種類ほど足の形があります。このタイプはB&M Keyですね。M.2 SSDは外見の形状が同じでも実際の転送方式は別のものが採用できるので、B&M Key=M.2 SSDとは限らないとのこと。

【かんたん解説】M.2 SSDとは?NVMeとは?
M.2 SSDとは何だろう? SSDに関するパソコン接続のインターフェースの中でも、急速に利用が拡大しているのがM.2(エムドットツー)と呼ばれるインターフェース規格です。

Let's note CF-SV7が保証期間内のときは、上記の理由があったので容量が逼迫しててもあえて保証外になる分解しませんでした。しかし、めでたく?昨年末に切れたので問答無用で交換してみたいというわけです。

インタフェイス部分見てあれ?と思ったのですが、M.2 SSDは表面と裏面でピン数が違うんです。下側は4本なのに、上側は5本あるのがわかりますね。

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この製品より高速モデルは多数あります。しかし、発熱の問題とそんなに高速の処理をしないので、お手頃価格のこちらにしています。パチっとはめて再起動したらBIOSを確認。しっかり2TB認識されていました。

このあと、Windowsを起動して再インストールして完了です。念のためハード情報とベンチマークを取得します。

CrystalDiskMarkでベンチマークを取ったらこんなかんじでした。

元のSSDがシーケンシャルリードが500MB/s前後でしたが、このSSDに変更したら2,000MB/sまで出るようになりました。もっともI/Oを大量に食うような重い処理(動画編集等)は一切しないので体感速度はあまり変わりません。ただ、システム領域が広がったことで楽になりました。

そのうち余裕があったらHDD側も変更する予定です。

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