中国・天津で起きた大爆発事故。爆発翌日の13日の写真が国内向けに公開されている。
見ればわかるが、隣にあるビル?が完全破壊されている。TNT火薬24トン相当とか。
枠ごと吹き飛んでいるので、もしも、中に人がいたら即死レベルだ。
場所を確認すると天津市の中心地から50km以上離れている。今回、日本人の被害者が確認されていないのは場所が不幸中の幸いだったと言える。
写真の手前に見える高速道路が確認できるので、この場所でほぼ間違いなさそうだ。一番近くにあるマンションまで1kmちょっと。今回の爆発は半径1kmだったので、危険物がもっと多かったらさらなる大惨事になっていたかもしれない。
一部のブログで死者が35人超えたと騒いでいるが、実は超えていない。なぜなら、政府関係者は数えられないからである。
截至今日中午12时,此次爆炸事故共造成44人死亡,其中包括12名消防官兵;住院治疗520人,其中重症伤员66人。
44名死亡しているが、そのうち12名は消防署員であって、民間の純粋な死亡者は32名に留まる。もっとも、危篤状態が66名いるので超えるとは思うが、現時点の発表では『壁の内側』だ。
もっとも、35名を超えた場合は、報道規制の対象になるので前回の長江旅客船転覆事故同様(参考記事:臭い物には蓋-旅客船転覆事故で再確認された隠蔽捏造体質)、1ヶ月前後で報道から消えるものと思われる。
追記
上記のようにたかをくくっていたら、中国のメディア自体が死亡人数35オーバで報道開始。まさに、ニューノーマル(新常態)の開始だ。
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中国でVPNを探している方は下記の記事が参考になります。
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