先日、投稿した林道才ヶ原線を徒歩で往復してみました。どちらが起点かはわからないのですが、箕面ビジターセンターの前から出発します。
ビジターセンターへ通じる橋の前にあるこちらが林道才ヶ原線になります。
過去の投稿を見ると、車輌向けの標識があったようですが、今ではすべて撤去されています。もう一般開放する気がないのかもしれません。
入り口には車止めとチェーンが鍵付きでかかっています。開放期間の間は車止めの一部を外したままにしているようです。この開放期間中は、自転車を含むすべの車輌が通行できるようです。
勾配は対して強くないのですが、右へ左へとぐねぐね、山肌に沿って進んでいきます。路面はいたるところで堆積物が多く、一部は苔が生えており、雨の後などは路面がかなり滑りやすいだろうなと思います。
途中にある『こもれび展望所』まではひたすら上っていきます。途中何箇所かで、土嚢が大量に並べられていました。最初は法面の崩落土砂を留めるためかと思ったのですが、おそらく崩落箇所で出た土砂をそのまま置いてあるだけなんじゃないかと考えます。
一般開放されていないとはいえ、少し前までは車輌が通っていたので法面への補強、ガードレールはほぼ全線にわたって施されています。
全面舗装されているので、紅葉の季節ともあって、とても気持ちがいいです。ビジターセンターや箕面の滝の駐車場は、平日の午前でもかなりの車輌がいたのに、この林道才ヶ原線には誰も来ておらず、ハイカーさん1人に府道43号線との入り口で会ったくらいです。
土砂を詰めたこの土嚢、このまま放置したままにするのでしょうか?林道は幅としては双方向にしてもいいような幅ですが、この土嚢がかなり面積をしめているので一方通行にしかできないのかもしれません。
穏やかな上り道が続いて行きます…。
切通のような場所を抜けると少しずつ下っていきます。道路の上に木々がある場所は、木の実だらけです。車ならまだしも自転車で駆け下りていくと滑りそうで怖いかも。
切通のあとにまた少し上っていくと、突如”幅員(ふくいん)減少”の看板。他の記事でもある崩落箇所のようです。ただ、一時とはいえ開放するのだから、法面工事くらいはしたのかな?
と、思ったのですがブルーシートでかぶせたままのようです。左側には崩れた土砂を詰めた土嚢が二段積みになっています。幅は十分ですが、圧迫感ありますね。
1つめの崩落箇所の隣にも、もう1つ崩落した箇所があるようです。こちらもブルーシートで覆った状態になっています。反対側から見るとこんな感じになっています。
ぱっと見、2つ目の崩落箇所の先に道があるようには見えませんね。ここで離合となると初心者ドライバーはフリーズするかも。
この崩落箇所から少し先へ行くと路肩が緩んでいるようで、トラフィックコーンが置いてありました。端の部分が下へ沈み込んでいます。徒歩は問題ありませんが、車輌だとどうなんでしょうね?
あとはこのまま進んでいくと、才ヶ原口まで到着します。このまま直進すると箕面ドライブウェイ(府道43号豊中亀岡線)と合流します。
才ヶ原口から左方向を見ると才ヶ原池へと続く砂利道があります。このあたりまで来ると、才ヶ原池へ行くハイカーさんがわんさかいらっしゃいました。
林道の一時開放に合わせて整備または施工したのかと思いましたが、最低限の工事だけ行っただけのようです。
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