以前にシンガポールの生活費は高いと記事にした。でも、シンガポールで買っても値段がやや高めまたはほぼ日本と同じ価格感で手に入るものもある。その中でも安く手に入る部類が紙おむつ。
たとえば数日前に買った紙おむつ(花王メリーズ)は、Shopeeでビックサイズ(XL)が44枚入り/袋を2袋(1箱)で35.5S$だった。今見たら38.5S$に値上がりしているが、一ヶ月に1~2度価格を下げているのでそれまで待って買っている。
たまたま紙おむつの補充を考えたとき、60S$以上で6S$割引券があったので2箱(4袋)買った。そのままであれば71$Sとなるが、割引適用で65S$に。
一方で日本のアマゾンで同じものを購入しようとすると50枚2袋の1箱で3,798円だった。本体は3,060円だが配送料入れるとこの価格になる。
ここで枚数あたりで計算をしてみる。1S$を77円で計算してみると…
- シンガポール : 65S$ → 5,005円 176枚なので28.4円/枚
- 日本 : 3,798円で100枚なので38.0円/枚
Shopeeの単位あたり価格は配送料込み。あれ!日本の通販で買うより20%以上安い!Amazon限定パッケージという別価格帯もあるので、こちらをチェックしてみる。
5,115円(配送料込)で150枚入りだが、こちらも単価は34.1円。Amazon本体から買ったほうが安いが、それでもShopeeの方が安い。なぜだ?
実際に届いた箱を見るとアカチャンホンポ向けの増枚数品が届いた。おまけに箱の左上を見ると、お買上げ時に店頭で貼られるシールがついている。つまり、このShopeeの店舗は小売りされているものを日本から引っ張ってきてシンガポールで売りさばいているとなる。重量はないが、容積の大きな紙おむつを日本からシンガポールに搬送、売れるまで倉庫で保管することを考えるとどうやって利益を出しているのか、さっぱりわからない。
シンガポール七不思議の1つといったところか…。
コメント