中国生活で役に立つアプリ-Nanaco

中国
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nanaco(ナナコ)といえば7-11を運営するセブン&アイ・ホールディングスが運用している電子マネーである。それとよくにたNanacoと言うまったく別物アプリがよくできているのでご紹介。

その名もNanaco

電子マネーのnanacoはすべて小文字表記になっており、カッコ書きでナナコと記載されている。今回紹介するアプリはこれによく似た『別物』である。

Nanaco

サイトは最初からモバイルに最適化されており、PCでもモバイルでもレイアウトが崩れないように設計されたレスポンシブデザイン。すっきりとしたデザインがどこか東アジアや欧米の企業を思わせるテーストである。

サイトにはこのサービス(アプリ)が、在中日本人向けであること、いろいろなサービスを提供していること、サポートはすべて日本語で対応できることなどをうたっている。

一番魅力的なのは、外卡(海外クレジットカード)決済をサポートしていることだろう。

国内のWeChat PayはAlipayはもちろん、VISAやMASTER、加えてJCBまでサポートすると言う。これは便利。

11.11クーポン・キャンペーン実施中…だが?

同社では、11月11日(独身の日)までに新規ユーザ獲得のためにキャンペーンをやっている。キャンペーン内容自体はとてもかんたんで、Twitter上でリツイートするとNanacoで使える30RMB相当のクーポンがもらえるというのだ。

えっ!Twitter???

中国国内にいる日本人向けサービスなのにTwitter上でキャンペーンなんですか…?リンク先を見ると、同社サービスの公式アカウントがでーんっと出てくる。

VPN持ってない人だとこの時点で詰んでしまいそうだが、なぜTwitterなのだろう。Weiboとかにしておけばいいのに…。

運営企業は…?

中国の公開サイトは、当局から許可を取得できないと公開できない(やろうと思えばできるが違法)。さて、このサイトはどうなのだろうか?

まず、ドメインがcom.cnとなっておりSSLの取得ができていること、サイトの末尾にはICPの許可番号が記載されている。

実際にこのICP番号で問い合わせをしてみると、キャンペーンページに記載されている”库米科技(大连)有限公司”がヒットする。

辽ICP备17016868号-3备案查询 辽ICP备17016868号-3icp备案号查询 icp备案查询icp历史网

正規の手順を踏んで取得・公開されており、怪しげな詐欺サイトではなさそうである。ただ、なぜかこのNanacoの公式サイトには、キャンペンページの断り箇所以外に、同社の情報が一切記載がない上、公式サイトへのリンクもない。

庫米科技(大連)有限公司(以下、当社といいます)が主催する「Twitterリツイートキャンペーン」(以下、当該キャンペーンといいます)にご応募いただく前に、本規約をよくお読みいただき同意の上ご応募ください。

運営元のサイトたる”庫米科技(大連)有限公司”の公式サイトはこちら。

https://www.kumetech.cn/

中国のコテコテサイトをイメージして開いたら少しびっくり。シンガポールの企業ですと言われても遜色ないテーストのサイトである。成立は2017年7月とある。このサイトには今回のサービスであるNanacoについて記載があるが、記述が”NanaCo”とCが大文字になっている。

経営陣を見ると日本人はおらず、全員中国人のように見える。コールセンター責任者(呼叫中心主管)の金 庆一氏は『日本の有名企業に10年以上勤務』と記載がある程度。CEOの趙 名子氏が帰国子女と記載あるので、ひょっとしてこの人の渡航先は日本だったのだろうか…?なぜこのアプリが日本人ターゲットなのかがいまいちわからない。

同社の求人広告を見てみると成立年月は一致。ただし、法人代表者が张芳となっている。もしかすると求人対応の責任者として記載しているのかも?だが。

https://company.zhaopin.com/CZ899105310.htm

求人内容見ると日本語のオペレータ募集がメイン。念のため募集元情報を見ると”大连库米科技有限公司注册地位点位于大连自贸区内,办公地点位于大连市中心青泥洼桥裕景楼内。”と記載されており、公式サイトにある”Tower 1, Eton Place, Dalian, China”とも一致する。

元はネットテレビ企業?

この募集元情報には”大连库米科技有限公司隶属于香港特普集团上海必赞公司旗下子公司。”と書いてあり香港特普集团のグループ企業として紹介されている。で、この香港特普集团ってなんだろう?と思ったらここに行き着いた。

公司简介

日本人向けにJITAKUTVというネットテレビを提供している企業(のように見える)である。う~ん、日本人向けにTVサービスをやっていた会社がその経験を生かして大陸側でもサービスを開始してみたよ!というところなのだろうか。

日本のnanacoは国内向けサービスで、海外展開は考えていないと思われる。そのため、コシヒカリ騒動のような商標権問題には発展しづらいとは思うが、名前や雰囲気が若干パクリ?かと思いいろいろ調べてみた次第である。

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