ポケモンGOで家族が帰国?
とあるゲームが引き金で、ひょっとするとお父さんを残して家族が先に帰国してしまうかもしれない…というお話を紹介。
アメリカではGoogle Mapsに匹敵
巷ではポケモンGOが流行っている(模様)。模様と書いた理由は、このゲームがアメリカで先行サービスが始まっており、アジア地区では配信がまだ始まっていないためだ。
先行して配信が始まっているアメリカでは、すでにユーザが2,000万人を超えていて、Android標準地図ソフトのGoogle Mapsを追い越したと報道されている。
ゲームアプリ分野では、過去最大のヒット作「キャンディクラッシュ」を抑えこんで、アメリカのゲームアプリNo.1に輝いたというのだから、ポケモンパワーはすごいとしか言えない。
ポケモンGOってどんなゲーム?
そんなポケモンGOとはどんなゲームなのだろうか?
ゲームの詳細は、ニンテンドーの公式サイト「『Pokémon GO』公式サイト」を見るのがいいが、以下のように説明されている。
『Pokémon GO』は、位置情報を活用することにより、現実世界そのものを舞台として、ポケモンを捕まえたり、交換したり、バトルしたりするといった体験をすることのできるゲームです。このゲームはモニターの中だけで完結せず、プレイヤーは実際に家の外に出てポケモンを探したり、他のプレイヤーと出会ったりしながら楽しむことができます。
位置情報で遊ぶという部分がIngress(陣取りゲーム)にそっくりだなと思っていたら、開発元は「ナイアンティックラボ」(Niantic Labs)でまさにそのものでした。
プラットフォームを流用したんでしょうかね?
Ingressと言えば…
さて、このIngressというゲームは、Googleからスピンアウトしているものなので、ネットに接続しながら遊ぶのだが、以下のサービスとの接続が必要となる。
- Google Play(またはApp Store)
- Google アカウント
- Google Maps
インストールからプレイするまでGoogleのフルコースになっている。
ゲームのメインであるポケモンを集める部分は、Google Mapsとの連動が必要となっており(データを地図上にプロットするため)、中国では早くもどう遊ぶのか?という議論が百度上に出回っている。
普通に考えると中国で遊べないだろうと思っていたら、さっそく次の様な記事が。
Want To Play Pokémon Go In China? You'd Better Give up – Forbes
タイトルが「ポケモンGOを中国で遊びたい?諦めるしかないね」というもの。この記事の中でも、Google アカウントとGoogle Mapsが必要であるから無理!と結論づけている。
ただ、バイタリティのある中国人である。きっと何か奇想天外な方法を編み出してくれるに違いない。
HelloTalkでヘルプを求める投稿も…
この記事を見る数日前に、HelloTalkでGoogle アカウントの登録をお願いする投稿を見ている。その時は、気にもとめなかったのだが、時期といい、ゲームで遊びたいという内容といい同じだったのではなかろうかと。
子供がポケモンGOを遊べない!という理由で、家族が先に帰国してしまう…という光景が目に浮かぶ。
一応、IngressはVPNを使うことで遊べるので、同じ原理のポケモンGOも問題ないはずだ。どうしても遊びたいかたは、VPNを検討してみてはいかがだろうか。
コメント
クニさん
コメントありがとうございます。
格闘場が海外でもGPS偽装なりなんなりしてくるのでなんでもござれじゃないでしょうか。
Ingressも中国ではできないはずなのに,ユーザがわんさかいますし…。
万が一,中国版が百度地図使ってリリースされたらびっくりですね。
古今さん
コメントありがとうございます。
AndroidもiOSでもroot取得できれば位置情報偽装して動かすのはかんたんだから仕方ないですね。
simカードやネットワーク業者名で判定かけても,別途偽装するでしょうし。
ポケモンには興味はないのですが「ポケモンGO」は私も気になっています。
VPNを通せば中国でも使えることを前提として
位置情報のズレにより水辺には水タイプのポケモン生息もずれた位置情報で道路に居たりするのだろうか?
格闘場がどんな場所に指定されるのか?
モンスターボールを手に入れる場所がアメリカでは教会だが中国は寺院なのか?
等々興味が尽きないですね。
なのに中国人はガンガンingressしてるんですよね
位置情報の不正もしてる様子