クレジットカードの明細が迷彩

クレジットカードの明細が迷彩 海外よもやま話
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どこで何に使ったのかがよくわからない

クレジットカードの明細が迷彩-発行枚数世界一

中国で銀聯カードを使っている人は多いと思う。いや、使ったことのない人は皆無だろう。その銀聯カードを使っていると、よくアレ?となることが起きる。金融でも起きる中国のお笑いネタを紹介する。

銀聯カードと明細

銀聯カードを知らない人にかんたんに紹介すると、銀聯カードと言うのは世界で一番「発行されていた」クレジットカードであるVISAを2011年頃に追い抜き、現在発行枚数で世界一の金融カードである。正確にはクレジットカードではなく、デビットカードだが中国ではあまり区別されていない。

そんな銀聯カードだが、使ってる人はその明細をしっかりチェックしているだろうか?私は猜疑心の塊なので、使った日に必ずチェックをしている。チェックをしていると、ちょくちょく「あれ?」って思うことがある。次のクレジットカード明細を見て欲しい。

クレジットカードの明細が迷彩-迷彩例その1

普通に日本の感覚で見ると、お前寿司が好きなんだな!になる。2日連続で寿司だからだ。確かに、5月6日はがってん寿司でご飯を食べた。しかし、5月7日この日は元気寿司などには行ってない。この金額と時間で一致するのはラーメン屋の「一風堂」(一風堂@徐家匯)なのだ。もう1枚、明細を見てもらおう。

クレジットカードの明細が迷彩-迷彩例その1

4月24日に電器店の美的(Midea)で買物していることになっている。実はこれ、銀平(銀平@陝西南路)での飲み食いだ。おそらくだが…この2店舗共に初期の出店時に何らかの理由から銀聯カードの利用条件を満たしておらず、他の法人に決済名義を借りて、今もそのままなのだろう。

これ自体は特に珍しいことではなく、中国ではよくあることなのだ。たとえば、日式KTV(日本のキャバクラ)などで決済をすると投資会社やコンサル会社の名前で領収書や決済がされている…なんてことは多々あるのだ。

しかし、これでは明細の意味が無い。あとで、見返した時に必ず混乱するのだ。「明細が迷彩」になっているという中国ならではのお笑いネタだと言える。

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