かんたん、お手軽、だが…?
管理人も24時間使っているHide My Ass! Pro VPN(以下、HMA)に、別の接続アプリが公開されている。サポート向けに用意されているツールらしく、日本語にも対応している。癖があるので、合わせて紹介する。
日本語に対応済
このツールは、ほかのサポートツールと一緒に公開されている。それぞれのツールは、単独の機能だけを持っていて、必要に応じてインストールするタイプのようだ。
PPTP and L2TP Dialer for Windows (NEW: Incl. DNS Load Balancing) – Hide My Ass! Support
PPTPとL2TPでインストーラや接続アプリがわかれていると言うのは非常にめずらしい。また、アプリ自体は日本語に対応済で、日本語が出てきて少し驚いた。
導入方法
インストール自体はきわめてかんたんだ。まずは、上記サイトでツールをダウンロード。PPTPかL2TPかでわかれ、さらに使っているOSが32ビット、64ビットでわかれる。
今回は標準の接続アプリではサポートしていない、L2TPに挑戦する。
クリックするとダウンロードがはじまるので、適当な場所に保存、ダウンロードする。ダウンロード後、インストーラを起動。
英語が出てくるが、インストールしてもいいか?の旨なので「はい」を選択。
インストール時にショートカットについて聞かれる。デスクトップにショートカット作成したほうが楽なので、チェックを付けて続行。これでインストールは完了だ。
使いかた
インストール終わったら、アプリを起動する。
起動すると日本語で表記されている。説明含めてすべて日本語になっている。ここまで翻訳されているのであれば、なぜ接続アプリも日本語にしないのか理解に苦しむ。
ここで言うユーザ名は登録しているものと同じだが、パスワードはマニュアル接続のものなので注意が必要だ。マニュアル接続のパスワードについてはこちらを参照のこと(参考記事:HMA Pro VPNをAndroidで手動設定)。
接続前に設定が必要で、プロパティをクリック。先に接続先を決定する。今回はホットな地域のヨルダンにしてみた。なお、オプションでは接続回数の制限など本体の接続アプリにはない設定がいろいろ入っている。
ログの取得などが細かく設定できることから、サポート向けツールなのだろう。
最後に、自動接続したい場合は、「パスワードを保存」と「自動接続」にチェックしておくと勝手に起動して接続してくれる。
接続後にIPアドレスを確認してみると確かにヨルダンに接続されている。接続先を変更する場合は、プロパティからの設定変更になる。
日本語の翻訳はほぼ完璧で、取りこぼしはあまりない。ここまで作成されているのであれば、接続アプリ本体に反映してほしいところだが…。
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