アジア人は武漢肺炎の抗体を持っているのかも?

海外よもやま話
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中国当局が武漢肺炎で死亡した人数を上方修正した。当初よりも1,290人増の計3,869人となったようだ。それでも数字を隠蔽しているのでは?という疑惑があとをたたない。

武漢肺炎(ことコロナウイルス)のニュースでは、アメリカでおびただしい人が亡くなっているのを報道しているものが多い。人数で見るとアメリカはぶっちぎりの35,000人でイタリアより1万人以上多い。

でも、アメリカの人口は3億人いて、イタリアは6,000万人なので絶対数で比較するとおかしなことになる。これを地域別で死者数で並び替えしてグラフにすると様子が変わる。

地域別で見るとヨーロッパ(人口が小さいモナコなどは極端なので除く)がやたらと悪い。EUの主要国では抑え込みに成功しているドイツ(48名)除くと散々たる状態である。こう見るとアメリカは人数が強調されがちだが、よく善戦しているのかもしれない。

一方で数字が疑わしいと言われている中国は、単位あたりの死者数は3名で少ない。それでも、ほかのASEAN諸国(シンガポール、タイ、マレーシアなど)は1名に達していないので高いといえる。ただ、アジアではヨーロッパのようなひどい状態ではない。

距離で言えば中国により近いASEANも、遠いヨーロッパも国境閉鎖した時期はほぼ一緒(3月中旬)。ウイルスが等しく作用するなら、華僑も多いアジアのほうがもっとひどく出てもよさそうだ。

中国の数字も案外正確で、単にヨーロッパがひどいだけなのかもしれない。

ただ、これだけ差が出るとすると…

研究結果も出てないのでわからないが、100倍以上差が出るということは何かが違うのだろう。案外、アジア人は武漢肺炎の抗体を最初から持っているのかもしれないなどと思いにふける今日このごろ。

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