コロナウイルス対策で各所のプレイグラウンドで限定受け入れが続いているシンガポール。コロナ騒動前は、同国の観光名所の1つで有名でもあったFloral Walkへ行ってきた。
インスタ映えするシンガポールっぽい景色
Floral Walkは、シンガポールの中心地からやや西に位置していて、いくつかの公園をつなげる連絡橋の1つ。場所は例によりGoogle Mapsのリンクを参考に。
観光ガイドにはこんなカーブを描く歩道橋が載っていることが多く、見たことある人もいるはず。鬱蒼とした森の中を縫うように歩道が続いている。
この螺旋状の歩道を降りていくと最寄りの幹線道路へ降りることができる。幹線道路上には最寄りバス停の”Opp SP Jain/Alexandra Rd”があるので、そこから上ってくればここにたどり着ける。この螺旋歩道と並んで有名なのがAlexandra Rdをまたぐ”Alexandra Arch pedestrian bridge”。シンガポールのキラキラインスタ映え写真をよく上げる人がここでよく写真を撮っている。
この歩道橋に限らないが、シンガポールの建造物は奇をてらうデザインが多く、保守メンテはもちろん、構造上(安全上)問題ないのか疑問になるものが多い。この橋も余計な斜頸構造物を片側につけてるのでどうなんだろう?と思う。
都会にあるジャングル
さて、歩道橋を超えるとTelok Blangah Hill Park公園に入る。この公園、自然保護のためか歩道が地べたには設置されておらず、高架歩道橋をずっと歩くことになる。
中心地から車で10分も行くとこれだけ緑があるシンガポールはすごい。正確にはそれだけ植物をぐんぐんと育てる強力な日光と豊富な雨水であるが。この緑からちょっとわきをみると都会的な建築物が見える。
高所恐怖症の人は要注意
平行に視線を向けるとこのような感じでインスタ映えしそうな風景なのだが、これを足元に移すとこうなる。
スコールを考慮してか雨水がそのまま下へ注ぐように隙間の空いた足元になっている。この写真だとわかりづらいのだが、相当高所なのだ。
わきから撮るとこんな感じ。軽く10m程度はありそうだ。谷底になっている箇所を超える場合、15m~20mほどありそうで、日本で言えば中程度の雑居ビル並の高さを下が見える歩道を歩くわけだ。
日本と異なりシンガポールは地震がない(と言われている)。そのためか歩道橋の柱もとても細い。筋交いのような金具はあるものの、歩道部分が下にスポーンと抜けないかの怖さもあり、ドキドキアトラクションになっている。
この公園に限らず、シンガポールの建築物は柱がびっくりするほど細い。別日に別の場所で建築中の建物を見たのだが、ご覧のとおり。この柱の上に10階建ての部屋が載るのかと思うと私だと気が気じゃない。
子連れには向かない
さて、この公園は上述のように高所恐怖症の人以外であればおすすめできる素晴らしいスポット。でも、子連れにはおすすめしない。
理由は
- プレグラのような遊べる設備がない
- 休憩できる場所(特に日陰)がない
- おむつ交換できる場所がない
- 高低差がそこそこある
加えてお腹すいた&喉乾いた場合に気軽に買い出しができるお店もない。途中でぐずったらなかなかの苦行になる。自分で歩けて体力がある程度ついた年頃から行く場所である。
考えてみるとシンガポールは比較的年齢の幼い子が遊べる場所は多くない。あったとしても有償だったりするケースが多い。未就学児を連れてどこへ行くのかは選択肢が限られていて正直しんどい。
子どもを連れて景色のいい場所へ!とキラキラライフを考える皆さんを冷静にさせることができれば幸いである。
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