Twitter上に裸ローン画像が旋風

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中国版バカッター

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当サイトでは、以前からP2P金融が火薬庫だと指摘し続けているが、最近この業界では「裸ローン」が流行しているらしい。バカッターの中国版ということでご紹介。

P2P金融とは

P2P金融とは、peer-to-peerローンの略で、個人同士が貸付・借受する金融のことである。

個人同士が直接やり取りすることもあれば、間にエージェントのような会社が存在することもある。銀行などのローンに比べると担保がほとんど要らない代わりに、利息が高いのが特徴だ。日本で言うと街金・ヤミ金の類である。

猫も杓子もP2P金融携帯メーカや花火業者、素人の大学生が活発に参入する分野がある。P2P金融(ソーシャルファイナンス)だ。以前取り上げたこの...

本サイトでは繰り返し、このP2P金融は火薬庫であると指摘している。

P2P金融の前提は、ある種の信頼性である。しかし、中国は政府自体がその成立課程からねつ造にまみれた国である。社会自体に信頼性というのがない。そのため、このようなP2Pは単にリスキーな投資または詐欺まがいが多いのだ。

銀行などであれば、政府が規制することである程度避けることができる。実際、中国政府は近年になって投資のリスクを消費者に説明する説明義務を負わせるなど制度化に前向きだ。

中国証券協議会が現在『证券经营机构投资者适当性管理实施指引』を検討している。このガイドラインに基づいて、7月1日より投資家のランク分けが実施される。

ところが、このP2P金融は新しい業態なので、政府の対応も後手後手になっている。猫も杓子もP2P金融やそれに類似したサービスを立ち上げている。一般国民がダイレクトに損害を被るケースも多く、危険な状態なのだ。

担保がヌード写真

Twitter上に裸ローン画像が旋風

さて、一般に融資をする場合、担保が必要である。銀行は硬い案件を取っていくので、P2P金融に頼ってくるのは不透明な投資か担保がない個人くらいである。もともとの資力が低い上に、貸出金利が高いので不良債権もかなり多いはずだ。当然、投資側は確実に回収をしていきたい。そこで回収側が闇金ウシジマくん的な担保として、ヌード写真や動画を提出させていたのがこの問題である。

ちなみに、闇金ウシジマくんとは闇金業者が主人公となっている漫画である。

どういう手口で写真や動画を提出させているかと言うと、これら写真または動画を提供する(しかも、身分証明書付きで)と利率の優遇が受けられるというもの。期日までに返済できなければ写真または動画をばらまくという脅迫つきだが。

返済できない場合は売春を迫られるわけだが、返済した場合でもデジタルデータは売買されるのでタチが悪いのだ。QQやWeChat上には、そのデジタルデータを売買するバイヤーがすでに跋扈している。

Twitter上に裸ローン画像が旋風

百度上では当局がすでに対処をしているようで、関連画像や動画はメディアの引用資料ばかりだ。中国国内のTorrentサイトではキーワードが掛からない状態である。

Twitterではお祭り状態

中国当局が対応できるのは、統制が効く国内サイトやサービスまでである。海外サイトではちょっとしたお祭り状態になっている。特に、画像や動画をかんたんに投稿できるTwitterではタグ付きで一覧できる状態だ。

Twitter上に裸ローン画像が旋風

ハッシュタグは、裸条放款を略称した「裸贷」または「裸条」である。内陸系では前者、華僑では後者を使っているようだ。

連想されるのは、バカッターである。ネット上ではTwitter上に違法行為や迷惑行為を公開して自爆する人をバカッター(バカ+ツイッター)と呼ぶ。こういう人は想像力が欠如しているために後先考えずに行動するわけだが、日本にも中国にもいるということだ。

興味ある方はVPN使ってTwitter検索してみてはいかがだろうか。

[追記]

検索をしたらアメリカの中華系クラウドストレージ上に最新版(を称する)写真と動画入りのアーカイブを取得。当サイトがポルノサイト扱いされても困るので直リンクは張らないが、「借贷宝裸条」などでGoogle検索するとまだダウンロードできると思われる。

後日になって、自殺者が出ているのでこちらも合わせて読んでみてはいかがだろうか。

以前に取り上げた中国の裸ローン。高金利な上に担保が裸の写真なので、トラブルは避けようがないのだが、ついに自殺者が出た。