中国で使えるNordVPNの導入(2018年版)

シェアする

NordVPNの特長から使い方まで

中国で使えるNordVPNの導入-NordVPNの特長から使い方まで

日本を含む海外はもちろん、中国でも動作の確認ができているNordVPNをご紹介。サイトのほとんどが日本語化されており、英語が苦手な人でもらくらく使える。中国のネット規制回避の1つとして、特長から使い方までを解説。

NordVPNの特長

1.サイトの日本語対応

中国で使えるNordVPNの導入-1.サイトから接続アプリまで完全日本語化

このVPNサービスの特長の1つは、日本語対応。

サイトのトップページはもちろん、製品や機能ページまで日本語化されている。英語がベースとなって翻訳されているので、多少ぎこちないのだがご愛嬌である。また、接続アプリも日本語化されているので、英語アレルギーを持っている人におすすめだ。

接続アプリは英語のみだが、機能が絞られているので難しくない。また、サポートのよくある質問(FAQ)は英語である。また、24時間365日対応しているサポート窓口も英語のみなので注意が必要。

2.サーバが50カ国以上に展開

サーバを設置している国が50カ国以上にのぼる。中国近辺に限って見てみると、同じ中国大陸の香港、中国大陸以外であれば日本、韓国、台湾、ベトナムなどだ。

パブリックIPの総数は公開されていない。ただ、サーバの設置数が2,000台以上と公表しているので小さなVPNサービスのような規制されると全滅ということにはならないだろう。

3.ダブルVPN機能

中国で使えるNordVPNの導入-3.ダブルVPN機能

接続アプリを使った場合に限られるが、VPNをダブルで利用する機能がある。

例で言えば、ユーザは最初に台湾サーバに接続したあと、さらに香港サーバを経由してインターネットへ出るような利用方法だ。VPNサーバを2台使うことでトラフィックをよりセキュアにするのだ。

インターネット黎明期に某掲示板で、身元隠蔽のため多段串と呼ばれる手法が流行ったことがあった。実現方法自体はこれに近いと言える。なお、多段串とはなに?という方は次のコラムをご覧いただきたい。

“串刺し”“多段串”って何をするものなの?

VPNサービスの申し込みから使い方まで

ステップ1:サービス申し込み

1-1.プランを選択

NordVPNを開くとブラウザの設定(優先言語の設定)またはIPアドレスを見ているようで、管理人のiPhoneでは中国語ページが表示された。ちなみに、中国語は簡体字ベースのみである。

中国で使えるNordVPNの導入-VPNサービスの申し込みから使い方まで

ブラウザをスクロールして一番下まで持ってくると、言語設定の場所(网站语言)がある。ここをクリックすると、言語が選べる。リストの中に日本語があるので、これを選択。

中国で使えるNordVPNの導入-VPNサービスの申し込みから使い方まで

言語選択をするとページが再度読み込まれて日本語で表示がされるが、漢字部分が中国語ベースになっている(たとえば”今”の部分など)。これは、ベースとなるiOSの言語設定の影響だと思われる。

中国で使えるNordVPNの導入-VPNサービスの申し込みから使い方まで

”NordVPNを今すぐ取得”がサービスの申し込みになっている。ここをクリック。

中国で使えるNordVPNの導入-VPNサービスの申し込みから使い方まで

プランの選択画面になっているが、利用期間の選択がメインである。プランはいくつかあるものの、VPNのサービス内容はおなじ。そのため、どれを選んでも構わない。デフォルトではもっとも安いプランが選択されている。

1-2.支払情報の入力

中国で使えるNordVPNの導入-VPNサービスの申し込みから使い方まで

プランを選択したら登録メールアドレスと支払方法を入力する。

ログインは登録メールアドレスとパスワードでできるのだが、パスワードを忘れたときの再発行メールがここで登録するメールアドレスになる。そのため、Gmailを指定してパスワードを忘れると悲劇が起きるので要注意。

中国で使えるNordVPNの導入-VPNサービスの申し込みから使い方まで

支付宝や銀聯カード(银联)はデフォルトでは表示されていない。支払い方法にある”その他”を選ぶと出てくる。

なお、クレジットカード決済の場合、名義人情報、カード番号、有効期限、CVC(クレジットカードの裏面にあるセキュリティコード)を入れれば完了。

中国で使えるNordVPNの導入-VPNサービスの申し込みから使い方まで

決済システムは日本語に対応しているが、ユーザ側にやることはないので、そのまま待っていれば手続き自体は完了する。

ログインパスワードに要注意

中国で使えるNordVPNの導入-VPNサービスの申し込みから使い方まで

決済が完了するとアカウントが作られるのだが、その画面はご覧のように英語。アカウントが作られたあとにアクチベーションのためのメールが配信される。登録したメールアドレスを確認するとアクチベーションボタン”Activate Now”があるので、こちらをクリック。

中国で使えるNordVPNの導入-VPNサービスの申し込みから使い方まで

ただし、NordVPNはサイト自体が中国当局から規制されている。そのため、このアクチベーションをする場合は、あらかじめ他のVPNを有効にしないといけない。

中国で使えるNordVPNの導入-VPNサービスの申し込みから使い方まで

パスワード設定が正しくできると完了となる。繰り返しになるが、NordVPNはサイト自体が規制されているので利用開始前に、ほかのVPNが必要となるので要注意。

中国で使えるNordVPNの導入-VPNサービスの申し込みから使い方まで

あとは、ほかのVPN同様で接続アプリを使って使うことになる。

ステップ2:セットアップ

今回はiOS(iPhone6/iOS11)にセットアップをするのだが、iOS向けのApp Store(アプリストア)を中国アカウントで開くと以下のようなエラーが出てくる。

エラー内容は本製品(アプリ)は中国ストアで取り扱っていない旨になる。

中国で使えるNordVPNの導入-VPNサービスの申し込みから使い方まで

このエラーは、アカウントの所属地で表示が制御されている。そのため、VPNで海外から接続した場合でも同じエラーが出る。回避方法は下記の記事で解説しているので、参考にして欲しい。

中国政府からの要望で、米アップルが中国ユーザ向けのApp Store(アプリストア)からVPNアプリを削除した。中国にいるユーザはどうしたらこの規制を回避してダウンロードできるのか?

ステップ3:使ってみる

接続アプリを起動するとトライアルを促してくる。左上にあるヒトマークをクリックするとログインできる。

中国で使えるNordVPNの導入-VPNサービスの申し込みから使い方まで

画面がとてもシンプルで、白地図にサーバ所在地が表示されているだけである。設定オプションもほとんど項目がない。

試しに日本サーバに接続をしてみる。オホーツク海に潜水艦がいるのがやや気になるが…。

中国で使えるNordVPNの導入-VPNサービスの申し込みから使い方まで

初回の接続時にシステム設定を一部変更する必要がある。これはVPN接続の設定がシステム変更をともなうためだが、事前に注意が出てくるのでその通りにする。

中国で使えるNordVPNの導入-VPNサービスの申し込みから使い方まで

初回の設定が終わると、先ほど選択したVPNサーバに接続が完了する。日本サーバも複数台あるようだが、どのサーバに接続するのか?は選べない。

接続先は白地図から選択するか、または地域一覧から選ぶのだがインタフェイスが簡素化されているので難しくないだろう。

中国で使えるNordVPNの導入-VPNサービスの申し込みから使い方まで

サーバと接続されたあと、画面一番下にあるカミナリマークが緑色になる。ただ、切断されている場合は白抜きの緑色なのでややわかりづらい。テストでは中国近辺のサーバ(日本、香港)に何度か接続してみたが、とくに問題はなかった。

導入から接続までものの5分もかからず、完了したと思う。皆さんのお役に立てれば幸いだ。