能勢妙見山(妙見の森)

ローカルネタを。大阪の北部(北摂)に能勢妙見山という場所があります。山頂には日蓮宗の境外仏堂寺院があって、北極星信仰の聖地として知られています。山頂の寺院は子連れで行ってくには高低差があって微妙なのですがその中途にある妙見の森は子連れでも楽しめる場所になっています。

妙見の森は妙見山の参拝として整備された能勢電鉄系の『妙見の森ケーブル』で行きます。阪急川西能勢口駅からかなり距離がある上にケーブルカーの駅までは上り勾配がずっと続いており、4歳児と2歳児を連れて行くにはしんどいです。

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ふもとにある黒川駅の側には駐車場があるので、同駅まで車を運転して行くのが楽です。駐車場は45台分しかありませんが、紅葉真っ盛りの祝日、11時近くに行っても駐車できるので訪問客は多くないのかもしれません。

ケーブルカーは小さいものの5分程度で山頂まで到着。そこから子連れで10分ほど歩くとプレグラエリアがあります。プレグラエリアまでの道は半分がロープ張ってありましたが、法面にビニールシートなどがはられていたので落石防止なのでしょう。

プレグラエリア自体は大きくないのですが、小さめのアスレチックもどき、ロープブランコ、石の滑り台とトイレが併設されています。山中にある観光地にしてはめずらしくゴミ箱が設置されているのもいいです。

子ども的によかったのは小さな森林鉄道です。ミニ鉄道で10名も座ると満席なのですが、ケーブルカー使わないと来られない場所な上に、他に行き場がないので需要があまり大きくないのでちょうどいいのかもしれません。

子どもだまし的な鉄道よりは本格的。ただし、くるっと回るだけなので飽きっぽい子どもにはちょうどいいレベル。乗車は大人300円、子ども200円ととても良心的。

プレグラエリアに一応売店はあるのですが、メニューが少ないのとこのプレグラ以外には逃げ場がないので事前に食べるものを買い込んで行くのがいいです。妙見口駅の周囲には売店が一切なく、一番近いコンビニ(国道477号沿い)まで1km以上あるので要注意。

子連れしかいなかなったので、放牧するのはちょうどいい大きさ、十分な安全対策されているのでおすすめです。