大阪・門真に現れる中国朝市-漁港ならぬ中国マーケット

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中国語しか聞こえない日本にある中国

大阪にある中国-門真中国朝市

大阪に門真市という町がある。パナソニックのお膝元で企業城下町として有名である。実は別の一面があって、関西でも屈指の中国人が多い地域なのだ。そんな門真市に朝市があるのだ。しかし、朝市と言っても漁港にあるわけではない。日本にある異国の地をご紹介。

門真市と中国人

大阪にある中国-門真中国朝市

門真市は大阪府の市の1つ。大阪市中心から東へ向かった場所に位置していて、パナソニックの城下町で、関連する町工場が多い場所である。門真市についてQQ日本人会で聞いてみると、芳しくない評判。こういう場所は外国人が集まりやすい。

池袋や西川口もそうなのだが、早い段階で日本にきている中国人は、留学生やら実習生が多い。手持ち資金もさほど多くない。どうしても、地価や物価が安いところに集まる。その後は、同胞がいるところにいたいので、口コミで広がりチャイナタウンが形成されるのである。

ニュースでも取り上げられたチャイナタウン

そんな門真市が全国から注目を集めたのは2000年台後半くらいからだ。なんと週末になると朝市が現れるのだ。

朝市?漁港ですか?農産物の直売ですか?と思うかもしれない。

しかし、この朝市はそんな期待を斜め上を行くものである。門真市の一角に中国人が勝手に集まって、路上で朝市(市場)を開いているというのだ。つまり、無許可・勝手に占有して市場が開かれるのだ。

この朝市、2006年頃からほうぼうのブログで取り上げられていて、その頃の写真から現在と同じくらいの規模になっているのが見て取れる。

謎の中国人朝市

付近の住民とのトラブルが絶えなかったようでテレビやラジオでも取り上げられている。地元の方には迷惑な話だが、面白ネタとして大阪DEEPなどでも取り上げられており、記事化されている。

大阪市鶴見区中環沿い「中国人朝市」問題顛末 (1) – 大阪DEEP案内

この朝市は同サイトではめずらしく、2回も取り上げられている。それだけ異常な光景ということのようだ。

相変わらず異国過ぎてヤバい!再訪・大阪鶴見の中国人朝市2013 – 大阪DEEP案内

で…これだけ騒がれているのだから、もう壊滅しているのかと思いつつ…怖いもの見たさに行ってきました。

中国朝市のアクセスマップ

朝市といっても、上述のとおり場所を地権者と合意のもとやっているわけではない。路上を勝手に占有している不法占拠である。

場所は地下鉄で行くならば、市営地下鉄長堀鶴見緑地線の「門真南駅」で下車。車で行く場合は「大阪ふくちゃんラーメン鶴見店」を目的地にしてほしい。

大阪にある中国-門真中国朝市

地元の人であればわかるが、この朝市の場所は門真市ではない。大東市である。ただ、ネットで検索すると「門真 中国人 朝市」でヒットすることが多いので、本サイトもそれにならうことにする。

中国人朝市 vs 大阪府警

今回は市営バスで大阪駅から出発。目的地「大阪ふくちゃんラーメン鶴見店」に向かう。

大阪にある中国-門真中国朝市

途中に左手、マクドナルドがある。

マクドナルドの駐車場には、警備員がプラカードを片手に交通整理をしている。プラカードには中国語で、当店ご利用の方以外、駐車はお断りと書いてある。

朝市に行く中国人が不法占有では飽き足らず、近くにあるマクドナルドの駐車場を勝手に使っているようだ。どういったトラブルが住民と起きているのか、早速確認できたわけである。

大阪にある中国-門真中国朝市

朝市方向に近づくと、道路沿いに植えてある樹木にプラカードが貼ってある。「道路上での出店・商品の陳列等は禁止されています」とのこと。つまり他人の土地だけではなく、公道にも商品を広げて朝市をやっていたということだろう。

大阪にある中国-門真中国朝市

朝市にさらに近づくと大阪府警がカラーコーンを置いて駐車を阻止しているのが確認できた。複数の警察官が常にウロウロしている上に、目視した範囲でも2台ほどパトカーが止まっている。ほのぼのしい雰囲気とは言いがたい。

ラーメン店の軒先で勝手に販売

さらに朝市方向へ歩いていくと、ここ中国?と思える光景が広がる。とてもではないが、日本とは思えない。

大阪にある中国-門真中国朝市

まず、大阪ふくちゃんラーメン鶴見店の敷地を含む路上が完全に占拠されていて、そこでパクチー(香菜)を中心に中国野菜が売られている。売っている人も買っている人も全員中国人。聞こえてくるのもすべて中国語である。

おいおい、ここは中国か?

大阪にある中国-門真中国朝市

この朝市の中心地にあるのが、この建物。

地図上では、華龍商事と龍江食品工業、はまや食品という会社となっている。ここに生鮮食品から乾物まで豊富に取り扱っている。

フードコーナーで中国式朝食を

この華龍商事はイートインスペースと商店を兼ね備えている。店頭では、中国人の兄ちゃんがゴム手袋をして、揚げパンを作っていた。

衛生管理のために手袋をしているのかもしれないが、青色は視覚的にどうなんだろうか。

大阪にある中国-門真中国朝市

揚げパン(油條)や豆漿、豆花などが格安で売られている。今回買ったのは、揚げパンx2に肉餅、豆漿,豆花で合計600円(税込み)である。同じものを上野アメ横商店街にある中国商店で買うと倍以上する。

年末の東京に戻る予定があったので、ついでに上野の中国食材を売る店舗をチェック。以前より中国人がかなり増えているようで商売繁盛のようだ。

そう考えると格安である。都内と大阪の外れにある立地条件がそうさせているのだろうか?

大阪にある中国-門真中国朝市

このフードコーナー、かなりいい加減な作りなので衛生的に若干心配だったが、加熱処理指定あるから問題無いだろうということでおいしくいただいた。

豊富な中国食材が揃う華龍商事

この華龍商事の売り場には、日本人なら使う…ことはないであろうものが大量に揃っている。肉で言えば、足・手・頭・耳など物好きくらいしか手を出さない部位が勢揃いである。

大阪にある中国-門真中国朝市

中国料理のメインは豚肉・鶏肉だが、羊などもある品揃えである。豚の心臓や肺など一体何に使うのか、想像がつかない。おまけに、1kg単位というのがすごい。

大阪にある中国-門真中国朝市

調味料や穀物類、皮蛋も揃っている。調味料で言えば、豆瓣醬だけでも15種類ほどある品揃えである。

大阪にある中国-門真中国朝市

もちろん、お祝いごとに欠かせない白酒や紹興酒も揃っており、ここに来て食材を揃えれば本格中華料理店を出すのは容易である。

大阪にある中国-門真中国朝市

ちなみに、ここの価格は神戸にあるチャイナタウンに比べると1~2割ほど安い。なぜ、そこまで安いのかが若干気になるが…。

大阪にある中国-門真中国朝市

中国人大好きなひまわりの種やナツメも揃っており、ご飯からおやつまで勢揃いだ。もしも、中国にあったあれがほしい!と思ったら、ここに来れば良さそうである。

在日中国人向けサービスもちらほら

フードコーナーの脇を見たら、実習生や留学生向けサービスの張り紙を発見。中国工商銀行が大阪に法人を持っていたとは…。

大阪にある中国-門真中国朝市

ほかにも携帯斡旋やら住宅斡旋業者の張り紙もあった。これで情報誌があれば在日中国人同胞も困ることはないだろう。

余談だが、ここで食べて12時間後にお腹の調子が急下降。冒頭のブログの追記を思い出した。

追記
ここで食事をしてから6時間後 やや下痢状態になりました。腹具合が緩くなり半日に5度ほどトイレを往復するはめになりました。ちょうど絞りたての牛乳を飲んだときみたいな状態、不快感はありませんがいっときただただ腹下しする状態でした。

家内(中国人)も軽い下痢になったので、私の体質の問題ではないと思う。おそらくだが…あの店が出す豆漿か油が悪いのではないかと推測。

食材を買うのでとどめておくのをおすすめしたい。

東京に行ったらアメ横・中国人街へ

東京にも中国人が密集する地域がいくつかある。その中でももっとも賑やかなのが、上野アメ横である。特にアメ横センタービルの周りは、中国人に占拠されておりちょっとした中国人街になっている。

年末の東京に戻る予定があったので、ついでに上野の中国食材を売る店舗をチェック。以前より中国人がかなり増えているようで商売繁盛のようだ。

東京へ行くついでに上野・アメ横で中華料理を…もいいかもしれない。