チケット販売機もソーシャルディスタンス

シンガポール
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所用でSomerset駅を通ったら、以前は4台あったチケット販売機が2台ほど間引きされていた。さながらソーシャルディスタンスのようだ。

キャッシュレス化が進み銀行カードやスマホでも地下鉄やバスの乗り降りができる以上、維持コストのかかるこの手の物理筐体を残す意味がなくなってきたところに今回のコロナウイルス騒動が止めを刺した格好である。

国境閉鎖が2年近く続いているため、もともとどんぶり勘定でやっていた小売店はバタバタと倒れている。313@Somersetをはじめとするオーチャード沿いにある百貨店等は、観光客が消えて現状の規制により売上が半分(レポートによっては1/3)だという。

313@Somersetに2階建てしていたForever 21が消滅

ただ、コロナウイルスがすべてとは言いがたいところがある。現地のオペレーションが雑なので売上の機会損失や商品管理がずさんで廃棄ロスしているケースが相当多いはず(業界外の素人感覚でも感じる)。たとえば店舗行くと山積みされた商品がそのまま放置されていたり(安全管理上どうか)、オペレーション後の整理整頓がされていないことが多々ある。

おそらく果物を置いたときの作業だろうが、そのまま30分近く放置。キューピーが被害に…

これを機にオペレーションのルール化や効率化と報酬が改善されればと願うが、おそらく無理なのだろう。

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