毎年必要な煩わしい手続き
中国に限らず、海外に仕事などで在住する場合は、ビザと居留許可が適時取得し、延長が必要。日本や台湾は、初年度こそ1年ごとだが、ある程度安定すると3年や5年などの単位で申請すればいい。しかし、中国はなぜか1年ごと。2015年上海地区における必要資料一覧をご紹介。
ぼったくり的仲介業者
この手のビザや居留許可を代行してくれる業者が、中国にも存在する。お値段を聞いたらびっくり。1,000RMB(約2万円)もする。各種資料を準備するのはこちら、申請こそ彼らがやるものの、終わったあと引き取りに行くのも当方。彼らがやるのは、必要資料を教えることと、提出することのみ。これで、1,000RMBである。
あまりにもアホらしい割にあわないので、ここで必要資料を公開し、諸兄の節約になれば幸いである。
必要書類一覧
就業許可延長の必要書類
- 外国人就业证延期申请表
- 营业执照(コピー)
- 组织机构代码证(コピー)
- 外商投资企业还需提供批准证书(コピー)
- 劳动合同或聘用协议(日本からの派遣契約可。コピー)
- 外国人就业证(更新対象の原本)
- 外国人的护照(原本とコピー)
- 二寸证件照片
- 临时住宿证明(コピー)
居留許可延長の必要書類
- 企业或单位出具的申请书
- 外国人签证证件申请表
- 公司营业执照(コピー)
- 组织机构代码证(コピー)
- 外商投资企业还需提供批准证书(コピー)
- 申请人的临时住宿证明(原本)
- 2寸证件照两张
必要日数と手続費用
先に就業許可(ビザ)の延長をしたあと、居留許可の申請を行う。トータルで10営業日前後。すべての資料を揃えて、上海政府の指定機関に申請するだけ。不備があれば教えてくれるので問題ない(ただし、中国語のみ)。
引取時に手続費用を払う。800RMB(約16,000円)なり。窓口には現金またはカードと書いてあるが、カードは使えない模様。ウソつきである。
中国はワークシェアリングしないと、人口14億人を養えない。だから、窓口業務を煩雑化させて人員を増やし、外国人には可能な限り帰って欲しいのだろう。それはわかる。だが、それを露骨にやるところがスゴイなぁと思った次第。
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