コンドミニアムかサービスアパートメントのどっちがいいか?

シンガポール
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トータルで考えるとどっちがラクか

駐在員の特典を端的に言えば、住居費と医療費が会社負担になることだ。その住居も選択肢は2つ。1つはコンドミニアムに代表されるマンション、もう1つがホテルのようなサービスアパートメント。どっちがいいのだろうか?

コンドミニアムとサービスアパートメントの違い

直近で発表された不動産投資の番付では、シンガポールがトップ。坪単価ではシンガポールと同等の香港は、長引くデモを受けて首位から転げ落ちた。

シンガポール首位で香港が最下位、東京は2位-アジア不動産投資番付
アジアでは2つの不動産市場で明暗が分かれた。

どちらの都市も家賃がおそろしく高い。香港は北部(深センに近いエリア)であれば、それなりに価格が下がる。しかし、シンガポールの場合、マレーシア(ジョホールバル)に近い場所でもいい値段がつく。立地がよければさらに高くなる。

上海にいた頃は、コンドミニアム(高級マンション)とサービスアパートメントの価格差が大きかったので、前者にしていた。シンガポールでは両者の価格差はあまり変わらない。同じくらい高いという表現が正しい。

両者の共通点

  • 最低賃貸期間がある
  • デポジット必要
  • 外国人または富裕層向け
  • ジム・プール完備。BBQやパーティールームなど設備充実
  • 設備や間取りが欧米的(使いづらい)
  • ゴミ捨て放題(分別不要)

どちらもハイクラスを売りにしているので、パッと見は変わらない。しかし、細かい点を見ていくとこんな違いがある。

コンドミニアムのいいところ

コンドミニアムの良さはざっとこんなところ。

  • 賃貸なので原状回復できる範囲であれば、どう使おうと借り主の自由
  • プライベートリフト(世帯専用エレベータ)が完備
  • 立地や建物を自由に選択できる
  • 坪当たりの価格が比較的安価=広めの部屋が手配できる

サービスアパートメントのいいところ

これに対してサービスアパートメントのいいところがこんな感じである。

  • 設備や器具が壊れた場合、ホテルが手配・修繕
  • インターネット完備
  • ネットテレビ完備
  • リネンサービス完備
  • 週に数度スタッフが勝手に掃除
  • 上述がすべて価格に含まれているので追加費用がゼロ

ゼロスタートできるのはかなりラクである。

地味に効くメンテナンス費

シンガポールの賃貸契約も、諸外国同様貸し手(大家)が強い。上海と大きく異なるのが、マイナーリペア条項があること。たとえば壊れて修繕が必要になった場合でも、毎月一定金額までは借り主が負担するという条項である。

日本の場合、部屋に付帯する部分は大家の負担。こんな条項があるのは、借り手の使い方が悪いんじゃね?という発想なのだろう。さらに、直せなくても1回の出張で100SGD(8,000円ほど)かかる上に部品代は別途アドオンされる上に、夜間や週末に呼ぶとさらにアドオンされる。

子供のようにフリーダムな人種が家にいると、こういった破壊行為のために都度リペア呼んだら破産するのは間違いない。

他にも雇用を生むためだけにエアコンメンテナンスを3ヶ月に1度義務付けされており、通常この費用は借り手負担となる。

その他、洗濯にかかる洗剤や毎日使うタオル、ミネラルウオーター等々の諸経費を考えるとサービスアパートメントはお財布に優しい物件である。

もっとも、全部経費で落とせばいいじゃん!とか言う話はあるが…。

されどコンドミニアム

ただ、サービスアパートメントは立地条件がほとんど選べない。ここに部屋の間取りなど条件を追加すると選択の余地はほとんどない。短期で借りた部屋は2LDKでマスターとサブの寝室にリビングとダイニングが付いている間取りだった。

ベビーベッドとベビー用布団がさらっと用意されていたのはすばらしかった。マスター寝室にはトイレとシャワー室と浴槽が付いていて豪華。

サブの寝室もクローゼットやTVなどは備え付けられており十分。すべての部屋が、毎日ゴミ捨て、アメニティ補充されて、数日に1度掃除リネンサービスが入るのだからラクラクである。

しかし、うちの場合それでもコンドミニアムに落ち着いた。

主な理由は以下

  • スタッフの出入り気になる(落ち着かない)
  • 絨毯はアレルギーの発生源になるが取り外しできない(設備変更不可)
  • 家具含めて選択の余地がない

家族帯同でなければサービスアパートメントのほうが断然ラクなのは間違いない。参考までに私が使ったサービスアパートメントはこちら。

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ここのマネージャーは華人が多いので中国語ほぼ通じる上、たまたま私の担当になった方は日本語ペラペラだったのでラクなこと極まりなかった。

ラクを取るのか、我が家を追求するのか、の選択だろう。

これからシンガポールに駐在する方の参考になれば幸いだ。

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