両大会後の速度回復は順調
今月行われた全人代と政協会議の両大会が終了した。両大会が起因の混乱で、ネットワークが大迷惑しているのは伝えているとおり。。速度回復ついでにチャイナユニコム4Gでの速度テストしたのでご紹介。
実効速度は十分速い
チャイナユニコムは、中国移動、中国電信と並ぶ巨大ISP集団である。中国移動よりも早く省を超えた通話を無料化、4Gを展開するなど個人的に好きなキャリアだ。
上海では、2014年から4Gネットワーク(日本のLTE)を展開。速度も3Gと比べると20倍以上と速い。VPNを使わずに速度テストを実施。
下り54Mbps、上り約15Mbpsである。スマホからこれだけ速度がでれば十分だ。チャイナユニコムは、最大で300Mbps出ると公言している。
4G网络的下行速率能达到100Mbps~150Mbps,比3G快20倍~30倍,上传的速度也能达到20Mbps~40Mbps。
VyprVPNで日本へ接続
早速、VPNを使って接続。まずは、VyprVPNで日本サーバへ接続。
接続プロトコルはCameleon(カメレオン 256ビット)。速度テストの接続先を日本サーバ(Hikari denpa893)に変更。
実効速度が下り4.7Mbps程度。ややPINGの値が130台後半と芳しくない気もするが、両大会開催中の速度に比べればマシである。
Dropboxへの転送も問題なし
次に実アプリケーションを使ってみる。愛用しているストレージサービスのDropboxを起動して、転送してみる。
スクリーンショットを何枚か転送してみた。画像が小さいせいか、ほぼ2~3秒で転送完了した。サムネイル表示の更新もほぼ即終わったので十分ではないか。
夜間速度も十分
念のために、夜間の速度も調べた。今回はゴールデンタイムの21時ごろ。場所は、人が多い上海市中心地(人民広場付近)にて実施。
2回ほど実施して、2回ともに7~8Mbpsと朝よりも速かった。接続先情報がdenpa893と見えるとおり、日本である。
どうやら、両大会で行われていたネット混乱はほぼ収束したと言えるようだ。
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