強化されたサーキットブレーカールールについて

シンガポール
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昨日(4月21日)発表された延長と強化されたルールが発表された。まだ期限まで2週間あるのに早々と延長を決めたシンガポール。その一方で日本はまだ迷っているようだ。

MOHにはこの新しいルールについて公式サイトで発表がされている。この中で子供の運動についてどう扱うのだろうか?が私にとっての関心事だった。

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該当項目は16。必要な外出時は一人で行くようにと指定された上で同伴の必要性も認めている。

16 We want to minimise the number of people out and about, to reduce the chances of community transmission. We understand that some members of the public will need to be accompanied by a caregiver, for example, frail seniors, the disabled, and young children. We encourage everyone to adhere to the spirit of the guidelines to minimise movement, and complete their tasks and return to their homes quickly.

子供を連れて外出する場合は、近隣で済ませること、終わったらすぐに家に帰れば問題なさそうである。

昨日の夜中にシンガポール大使館からも上述MOHの日本語訳を出しているので、こちらも参考になる。

https://www.sg.emb-japan.go.jp/files/100047266.pdf

ただ、タイトルが『新型コロナウイルスの発生に関する注意喚起(その22)』で、在シンガポール日本大使館のサイトを開いてもどれが最新のルールなのかがわからないタイトルなのでもう少し工夫するべきだろう。

シンガポールに来てそう時間は経っていない。しかし、一連の武漢肺炎騒動でしみじみ感じるのが、シンガポール政府の演説や資料は

  • 緊急事態では機関を横断する組織が結成され、トップダウンでタスクを実行
  • 大原則が来て例外で記載される。そのため方針がわかりやすい
  • できる・できないの線引を政府が決めて文章とイラストで紹介する
  • 大きな方針はトップ自らが早めに周知を行う

と国民にわかりやすく周知することにしっかりフォーカスをしていると感じるのだ。

これと対照的なのが日本。

  • 横断組織は結成されるものの協議体に近く、頭数が多いので決定権がモヤモヤ
  • 大方針は決定されても、細かい部分を各部署や地域に任せるため足並みが揃わない
  • 上述の足並みを揃えるために各担当者が協議または出方を伺うために時間がやたらとかかる
  • なかなか決められないので、次のスケジュールも直前まで明らかにならない

日本では緊急事態宣言の延長を検討しているようだが、半断食がGW中と報道されている。ギリギリまで情報収集が必要な行政機関や企業の担当者も大変だろうし、上に振り回される国民も悲惨だなと思う今日このごろ。

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