チェックイン/チェックアウトゲート

シンガポール
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武漢肺炎ことCovid-19の抑え込みで優等生とされるシンガポール。初動で外国人労働者向け住居(ドミトリー)で爆発感染に気づかなかったものの、その後は迅速な規制とそれを裏付けるシステム化を次々と打ち出した。先月から各ショッピングモールでは入館をチェックする機械が出てきた。

この機械は空港やオフィスビルなどに設置されているゲートを改造したもので、所定の作業をしないとゲートが開かないように設計されている。このゲートの横はご覧のとおりくぐり抜けできるが、前後に監視カメラがついているので補足できる。

使い方は近くにHow to useが掲載されているので、この通りにすればいい。シンガポール謹製TraceTogetherで通常どおりにチェックイン。その後、近づくと体温測定されるのでこれが正しくされていることを確認。

最後が少しびっくりで、TraceTogetherの画面をそのままかざす。このTraceTogetherのチェックインしたあとの画面には、QRコードなどがない。おそらく画像としてTraceTogetherの画面をそのままサーバに送信、サーバ側にあるデータと突合しているのだと思われる。

市中感染追跡アプリ-TraceTogetherに見るシンガポールと日本の違い
2020年に引き続き騒がれているコロナウイルス。国ごとに置かれている状態や文化、それに根ざした考え方、対処方法が違う。制度化してIT化に取り組んだシンガポールについて紹介をする。

読み取りの複雑さから考えるとTraceTogether側にQR生成を行わせてそれを読んだほうが楽なんじゃないかな?と思うが、ゲートのアプリももしかするとリモートでアップデートが可能でその後仕様変更するのかもしれない。

1台あたりの導入コストやランニングコストが気になるが、外国人労働者が入国がしづらいこと(人手不足)や正確性(見ていない)問題を考えると、この機械を各地に導入したほうが安いとそろばんを弾いたのだろう。

国が小さいからできるダイナミックな変化は見ていて楽しいものである。

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