ペンギンアップデートとバックリンクサービス

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ペンギンアップデートとバックリンクサービス

Googleはその創立からユーザ志向のページ検索を掲げている。9月23日に検索エンジンのアップデートが行われ2周間ほど経ち落ち着いてきたようなので、その結果をご紹介。

Googleの基本方針

Googleが目指すものは、会社指針にはっきりと書かれている。

Google の使命は、世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすることです。

ユーザ志向のコンテンツを提供すれば、検索結果に返ってくる。このフィルタリングを通じ情報を整理、精度の高い検索を提供するという。Googleはこの使命に向かって、ユーザからは見えない検索の仕組みを定期的にアップデートしている。

Googleと業者のいたちごっこ

9月23日に行われたペンギンアップデートもその一環。このペンギンはプロジェクト名で、Googleはこの手のユニークなプロジェクト名をつけるのが社風のようだ。

今回のアップデートの目玉は、バックリンク(被リンク)評価だ。

バックリンクは、自己のサイトが外部サイトからどれだけリンクが張られているか?というもの。外部サイトからたくさんリンクが張られているのは、リンクの張る側(ユーザ)が有用だと考えているからであろう、という思想に基づく。

これを逆手に取ったバックリンク業者と言うのも存在する。内容がスカスカでも、業者に依頼して大量のバックリンクを生成。その結果、評価が上昇し、検索結果で上位表示されるようにするものだ。

今回のアップデートでこれを無視するという。本アップデートは下記記事が詳しい。

Google Penguin Update | Search Engine Land Explains the Google Penguin Filter

バックリンクサービスを使ってみた

当サイト(私自身)のモットーはやってみよう、である。

このアップデートは夏頃から騒がしかったので、このバックリンク業者を使う前と後で変化があったのかを、実は当サイトで試していた。バックリンク業者は”SEO バックリンク”で検索すると出て来る会社を使った。バックリンク15本を3ヶ月使うプランで、お値段が23,940円。

高ッ!

バックリンクサービスの導入前後

まずは、このバックリンクサービスに効果があったのか?とアップデート前後の変化をグラフで見てもらう。評価のモニタリングには、以前紹介したBacklinksを使っている(参考記事:『VPNでもカモネギ』を止めませんか?)。

ペンギンアップデートとバックリンクサービス

バックリンクサービス開始が7月の初旬末。上記グラフでは切れて見えないが、開始前の平均キーワードポジションは31.3で、サービス開始から2周間たった7月末の同スコアも31.3だった。

あれ?効果なし?

その後、8月中頃から順位が不安定になり(ペンギンアップデートはおそらくこの前後から開始)、バックリンクが無視され始めた頃からスコアが31.0に上昇した。

ペンギンアップデートの効果

ペンギンアップデートとバックリンクサービス

さらに3ヶ月のバックリンクサービスが終了すると、スコアが31.0から30.2まで上昇した。このグラフの緑線が開始前の順位なので、アップデートとサービス終了すると5%ほどスコアが上昇したことになる。

この期間、当サイトはほとんど更新もSEO対策もしていない。今回のアップデートは業者によるバックリンクを無視する方針なので、当サイト単独ではスコア落ちはあっても、上昇の可能性は少ないように思う。

つまり、他のサイトがスコア落ちした結果、当サイトが上昇したのでは?と。

バックリンクの効果

Googleはスコア評価の技法を一切公開していない。したがって、憶測の域をでない。ただ、現象を3ヶ月観察した私の結論は以下のとおりだ。

  • 有名どころのバックリンクは早い段階で無視されていた
  • アップデートでこれら意図的なバックリンクを判定する仕組みが導入された

先日取り上げたSEO記事(正確にはSEM)でも効果が出ていなかったように、お金を払って意図的に…という伝統的な手法はオワコンになっているようである。

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