中国語学習のおすすめ教材-初級から中級を目指す方へ-

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中国で生活をする場合はもちろん、中国人をパートナー(中国嫁&中国夫)にすれば必要になる中国語。同僚から中国語学習でおすすめの書籍を聞かれたので、私が多数の書籍をトライ&使えそうだと感じたものをピックアップ、ご紹介。

中国語初級向け

中国に来たものの、中国語をどこから勉強しよう?と思っている方はこちら。

まず、初級レベル(挨拶や日常での買い物レベル)であれば発音と声調(アクセント)さえ間違えなければおおむね問題ない。これは中国語の文法がかなりいい加減寛容ため、単語を並べればなんとか通じるからである。

中国人がよく言う中国は広く、人が多いのはそのとおり。同じ中国でも、南方(華南や台湾、少数民族など)では、方言と相まって標準語が上手ではない人も多いので多少の揺れは受け止めてくれるのだと思う。

広州にいた頃、こんなこと言われた。『凤梨さんは陈さん(広東人)よりも普通话うまいですよ!』だ。お世辞が入っているのは間違いないにしても、普通語がデフォルトではない広東人の中国語は確かに上手ではない。

それだけいろいろな人が中国語をしゃべるということだ。

そんな中国語学習に手をつけようとする人人には、以下の書籍がおすすめである。中国語をどう勉強するべきか?から始まり発音の基礎が学べる。

正直、初学者であればこの書籍を読んで、中国語教室に通って発音と声調の矯正してもらえば問題ない。私の場合、この書籍の前のバージョンを買って、中国語教室に1ヶ月だけ通って中国に渡航している。

中国語中級向け

発音をほぼマスターした。アクセントもだいたいできている。

そんな人が、もう一歩上へ目指そうとしたとき、中国語の学習に行き詰まるのではないだろうか?少なくとも私はここでウッとなった。英語で言えばTOEIC600点の壁やら800点の壁である。

中国語の教材を書店で見てみると、旅行や出張で使える初学者向けがほとんど。ビギナー向けの書籍が多い一方で、その次を目指すと専門書になり、頭がクラクラするわけだ。英語のようにクラス別の教材が豊富でないこと(それでも10年前よりは増えている)、周りに学習する人が多くないことが原因だろう。

そんな悩める初学者が中級以上を目指すときにおすすめしたいのが以下の3書籍。

中国語は、日本語のように助詞や語句の変化で意味付けするのではない。英語ほどではないが、どう語句を組み立てていくのが重要なので、文法が鍵になる。発音と声調の基礎を作ったら、文法を徹底的に叩き込むのがベストだ。

この『誤用から学ぶ中国語』は文法をある程度学んだ人が犯しやすい&間違えやすい言い回しを網羅しているすばらしい書籍で、私も幾度となく読み返している。私が手元においてあるのは読み返しを繰り返したため、表紙は破れてボロボロになっている。それでも、1~2年に1度は読み返したくなる良書である。

今年に入ってアマゾンで上述の著者が、続編を書いていることに気づいて、さらに2冊購入している。

この続編は2冊1組になっており、続編1が補語(方向補語、結果補語、可能補語、状態補語)、副詞、動詞を扱っている。

続編2では続編1で扱わなかったその他もろもろ(代名詞、動詞、助動詞、形容詞、数量詞、助詞、介詞、接続詞、比較文、表現)がピックアップされている。

どちらも取り扱っている内容がかなり細かい。中級の入り口にたどり着いた人がいきなり読むと心が折れるので、1冊目だけを手に入れれば十分である。

『经常』と『总是』の違いわかりますか?

なお、続編の2冊を購入に至ったキッカケは以下のTwitter上でのつぶやき。

確かに『经常』と『总是』の違いはなにか?と言われると、むむむ…と来そうだ。

中国嫁に聞いてみると差不多差不多!とか言われる始末。ネット上見てみても同じだと言う書き込みが多い。

【总是】=【经常】=【しょっちゅう】
【总是】和【经常】区别不大,一般可以通用
例文
他上学总是迟到
他上学经常迟到

总是 经常 と 日常 はどう違いますか?

でも、語句が2つあるということは違いがあるということ。

続編1では副詞として”常”と”总”の違いに触れている。タイトルは『「いつも」の意味の副詞”常” ”老” ”总”は違いがあるの?』。

ザクッと解説すると

  • 日常いつも、よくすることは”常”を使う。いつもしないことには、”老”か”总”を使う
  • 批判や非難めいたニュアンスを含む場合は、”老”を使う
  • 批判や不満などのニュアンスを含まない場合は、”总”を使う

コレ以外にも音と組み合わせで覚えているとわからない(正確には知らない)言い回しも多数会得できる。

語学に終わりはないとよく言うが、そのとおりである。言葉は時代とともに変わっていく。特に発言が規制される中国では、隠語やスラングが日々生産されていくので常に追っかけていかなくてはいけない。

それだけにネットでたまに見かける『中国語を半年でマスターする方法』等々は無責任極まりない。HSKの何級を取るとかであればまだわかる。以前に記事にした私のTOEICも半年で800点台だったので、こういった試験対策であれば正しい。

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終わりのない学習のお供にぜひ一冊いかがだろう?