シンガポール就業許可の最低金額引き上げ

シンガポール
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シンガポール政府(MOM)がEP(Employment Pass)の最低賃金を引き上げを5月から実施。新規はもちろん、更新でも対象となるとのこと。新規EPがさらに難しくなっており、現地雇用を重視するシンガポール政府の姿勢が反映されている。

学歴ごとにカテゴリー化されており、カテゴリー1、カテゴリー2&3、カテゴリー4で必要とされる最低賃金(月額)は異なる。ここに年齢別の加算(年齢1ごとに150S$)が入る。

年齢 カテゴリー1 カテゴリー2&3 カテゴリー4
22 3900 4600 6500
25 4250 4900 6500
30 5000 5650 6500
35 5800 6400 6750
40 6550 7150 7300

賞与を考慮しない年俸で30歳クラスで60kS$(約480万円)、40歳クラスで78.6kS$(約630万円)程度稼いでいる必要があるとなる。日本の大卒だと30歳クラスの”平均値”が390万円で、40歳で520万円程度なのでさほどおかしな金額ではない。

よくわからないのは各カテゴリーに分類される学校名が日本人の感覚とは少し異なるところか。カテゴリー1に獨協大学や国学院大学が入る一方で、カテゴリー2の国立に筑波大学、御茶ノ水大学、防衛大学校はなぜかカテゴリー4に分類されている。

カテゴリー1

東京大学、京都大学、大阪大学、一橋大学、北海道大学、名古屋大学、横浜国立大学、広島大学、東北大学、九州大学、岡山大学、首都大学東京、東京外国語大学、東京農工大学、大阪市立大学、横浜市立大学、信州大学、千葉大学、大阪府立大学、金沢大学、熊本大学、小樽商科大学、名古屋工業大学、佐賀大学、埼玉大学、小樽商科大学

慶応義塾大学、早稲田大学、上智大学、国際基督教大学、明治大学、青山学院大学、中央大学、法政大学、同志社大学、立命館大学、関西学院大学、関西大学、駒沢大学、日本大学、東海大学、甲南大学、南山大学、名城大学、神田外語大学、創価大学、学習院大学、福岡大学、明治学院大学、獨協大学、国学院大学、玉川大学、成城大学、多摩大学、芝浦工業大学

カテゴリー2&3

筑波大学、神戸大学、東京医科歯科大学,愛媛大学、国際教養大学、岐阜大学、豊橋技術科学大学,御茶ノ水女子大学、奈良女子大学、滋賀大学、弘前大学、香川大学、九州工業大学、長崎県立大学、会津大学、琉球大学,松山大学、鳥取大学、宇都宮大学、福井大学、鹿屋体育大学、宇都宮大学、県立静岡大学、名古屋市立大学、和歌山大学、北九州市立大学、兵庫県立大学、広島市立大学

亜細亜大学、成蹊大学、東京経済大学、西南学院大学、専修大学、東京国際大学、拓殖大学、神奈川大学、龍谷大学、東洋大学、京都産業大学、帝京大学、九州産業大学、国士舘大学、東京農業大学、亜細亜大学、東北学院大学、成蹊大学、北里大学,立命館アジアパシフィック大学、立教大学、大妻女子大学、津田塾大学、大東文化大学、高千穂大学、武蔵野大学、北星学園大学、神戸学院大学、桃山学院大学、京都女子大学、兵庫大学、東洋英和女学院大学、武庫川女子大学、大阪商業大学、愛知学院大学、愛知文教大学、椙山女学園大学、北海学園大学、東京女子大学、東京都市大学、横浜美術大学、跡見学園女子大学、大谷大学、麗澤大学、名古屋商科大、関西外国語大学、近畿大学、神戸夙川学院大、岡山商科大学、聖学院大学、下関市立大、中京大学、日本経済大学、東京理科大学、桜美林大学、文教大学、京都外国語大学、神戸女学院大学,追手門学院大学,日本工業大学、秀明大学、京都外国語大学,函館大学、沖縄国際大学、宮城国際大学、武蔵野美術大学、摂南大学、成安造形大学、大阪経済法科大学、成安造形大学、プール学院大学、名古屋外国語大学、大阪音楽大学、グロービズ大学院、武蔵大学、九州国際大学,相愛大学,名古屋学院大学,茨城大学,明星大学、追手門学院大学、立正大学、麗澤大学、日本福祉大学

カテゴリー4

東京学芸大学、防衛大学校,東京藝術大学、すべての高校・専門学校

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