シンガポールのTV事情と日本のテレビ

シンガポール
この記事は約4分で読めます。

シンガポールは、言語が中国語→英語であること、インターネットがほぼ自由であることを除けば中国と同程度のクオリティ。たまに日本語のコンテンツに触れたいと思う人へ、メモ書き兼ねて記事化。

地上波の存在しないシンガポール

シンガポールのコンドミニアムにも日本と同じアンテナ線の口がある。リビングと各部屋に配線がされており、差込ができるようになっている。

以前に電気工がやってきたとき、これでテレビが見られるの?と聞いてみた。回答はNoで、すでに地上波は廃止されており、ネットメディアのみになっているとのこと。シンガポールはネットがない可能性がゼロという前提なのだろうか。

そう言えばリー首相の重大発表も政府公式サイト、FacebookやTwitter、WhatsAppなどなど全部ネット前提。情弱の人にどういうサポートしているのか気になるところ。

リー首相演説の3ポイント
シンガポールのリー首相の演説が4月3日4時よりTVやYoutube等で演説されている。要旨は以下。 1. Essential Service(Food outlets, markets, supermarkets, clinics, hos...

ビバSingtel TV

わが家では普段は3コンボでテレビを使う。そのラインナップは…

  • Youtube
  • Netflix
  • Singtel TV

前者2つはおなじみなので割愛、Singtel TVはシンガポールのNTTことSingtelが提供するオンラインTV。光ファイバーを開通させると高確率で勧められるサービスで、TV BOX(内部はAndroid?)を使って視聴する。

Singtel TV | Comex
Kick-start your world of home entertainment with a range of drama series, cartoons, movies and ethnic programmes.

このTV BOXは単に視聴するだけではなく、オンデマンドで映画を視聴したり、新たにサブスクできる相互方向のデバイスになっている。

すごいのはコンテンツの品揃えでチャンネル数は120オーバ。英語圏のコンテンツはもとより、中国大陸、台湾、香港および華僑系チャンネルがずら~っと揃っている。

http://singteltv.com.sg/channels-on-demand_channels.html

CCTV(中国中央电视台)のいくつかも入っていて、シンガポールに住む中国人向けのパッケージ(Chinese Plus)と思われるものも用意されている。日本では在日中国人向けのTV BOXがよく流通していたが、シンガポールでは不要だろう。

淘宝網(タオバオ)で日本のテレビが見られるTV-BOXを買うやり方-中国語の質問付き
中国で日本のテレビが見たい!どうしよう? 当サイトのコメントやQQ日本人会の会話でよく受ける質問の1つに『どこで日本のテレビを見る機材(TV-BOX)が買えるのか?』がある。そこで、淘宝網(タオバオ)で日本のテレビ番組などが見られる機材のゲ...

 

日本コンテンツもいくつか用意されており、AnimaxやNHK Worldなどいくつかある。しかし、日本語というマイナー言語の需要は小さいためか数としては少ない。

日本のテレビを見るオンラインサービス

でも、日本語のコンテンツみたいよね!という人向けに一応オンラインサービスも存在する。

ただ、TV BOX設置型は著作権の問題なのか、それとも英語が苦手な人はシンガポール来ないでしょ?なのか、フリーペーパーでも中国にいた頃のようにがんがん広告が出ているという具合でもない。

以前に本サイトで取り上げたオンラインサービスがシンガポールでも引き続き使えるのでこちらを取り上げる。

中国のスマホで日本のテレビを見る方法
どこでもテレビ!の人におすすめ 中国にいながら日本のテレビを見たい人は多い。今までは、TV-BOXのように備え付け型を紹介してきた。この度、とあるサービス業者から、デモアカウントをもらったのでレビュー。出張や旅行中など外でスマホを使ってテレ...

Windows向け(PC)とスマホ(Android/iPhone)が用意されているのは以前取り上げたときと同じで、ネイティブアプリをインストールした上で、ログインするとチャンネルが見られる仕組みになっている。JapanTVというそのものズバリのアイコンが作られる。

ただ、アプリが別の用途でも使われているのか、立ち上げ直後はすべて中国語。

アプリ初回起動時に7日間の過去分を振り返り表示可能としているが、日本語向けサービスでは過去30日分まで振り返りで見られる。

アプリでは過去7日間と記載されているが…

実際に最大限まで振り返ったときの一覧がこちら。7月27日からさかのぼること30日分まで視聴できるのがわかる。

過去30日間までさかのぼりできる

先日、話題になっていた半沢直樹シリーズ第二弾もこのとおり。半沢直樹シリーズは全体的に陰湿なので、リーガル・ハイのように楽しめないから見なかったけれど。

価格その他については、公式サイトをご覧あれ。ちなみに『お申し込みの際に「シンガポール&中国IT情報局」ブログを見たと記入すれば、5,000円の優遇が効きます』とのこと。また『契約者の方はCoolTVをお知り合いの方にご紹介いただき、成約できた場合は2年目の更新料を無料にします。』とのこと。

海外で日本のテレビを見る方法
高画質で安定したスムーズな映像で日本のテレビを見ることが出来ます。

当サイトにはインセンティブないが、シンガポールのテレビ事情と現地邦人向けにこんなサービスもあるというご紹介まで。

コメント

タイトルとURLをコピーしました