シンガポールは自販機が少ない。中国上海に比べれば多いが、それでも日本と比べるとはるかに少ない。そんなシンガポールでは、日本では目にかかれない珍しい-おそらく南国だから-自販機も見られる。
たとえばこちら。Sugar Caneはサトウキビのこと。この自販機は、サトウキビをその場で絞ってジュースを作ってくれる。類似の自販機で一番有名なのはオレンジジュースだが、それの派生版。
本体を撮影したのはSomerset駅付近だが、この自販機はその後撤去されてオレンジジュースにリプレイスされていた。機材に問題があったようだ。
別の場所で実際に稼働していたので撮影したのがこちら。サトウキビが刺さっているが、このままクラッシャーに入ってジュースが作られる。ただ、オレンジの皮と比べてサトウキビは固くて絞ったあとのカスが圧縮しづらいので利益率は悪そうな気がする。
もう1つがこちら。ココナッツジュース。ココナッツをそのままディスプレイされているのが見られる。
と、言ってもサトウキビやオレンジのように、カットしてくれるわけではない。加工済みのものが陳列されていて、フタを開けて飲むタイプになる。さすがに形や大きさが違うものを機械がその場でうまくカットして出すのは難しかったようだ。
サトウキビもココナッツもジュースとしてはたいして美味しくないので、実際に試飲はしていないが話のネタとしてはピカイチではないだろうか。
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