今週金曜日よりシンガポールはフェーズ2を迎える。SG含むASEANや周辺国でも経済活動再開に向けて徐々に動き出している一方で、海外旅行は年内いっぱい難しそうである。
年内までは国境閉鎖継続か?
コロナウイルス対策で優等生とされるオーストラリア。同国のサイモン・バーミンガム貿易相は6月17日、オーストラリアは来年まで外国人旅行者に国境を開放する可能性は低いと言及。一方で、学生やその他の長期滞在者の入国規制を緩和することを検討していると述べた。
類似の規制緩和について、タイ保健省大臣やシンガポール政府も述べており、2020年内は旅行など短期訪問者に対して国境を開放する可能性は低そうである。
EPやDP保持者がシンガポールへ戻る場合は、入国前に承認を取る必要がある(with valid approval letter for entry)。提出先はMOM。申請はこちらから。
また、14日間のSHN終了前に再検査が必要でこちらは自費となる。
このような状況を受けて、既に第2・第4ターミナルを閉鎖したチャンギ国際空港は、建設中の第5ターミナルの建設を2年間凍結すると発表。
FDWは混雑回避
FDW(メイドやヘルパー)については、シンガポール政府が混雑を回避し感染予防に努めるように注意喚起を出している。原文はこちら。
要点は…
- 休暇を混雑が予想される週末を避け平日に取る(雇用主の同意)
- 外出時は居場所を雇用主に知らせること
- TraceTogether Appのインストールを強く推奨
FDWs who wish to spend their rest days outside should seek the consent of their employers to do so on a weekday when public spaces are less crowded. FDWs should also inform their employers of their whereabouts and are strongly encouraged to download and activate the TraceTogether app to facilitate contact tracing.
ほかは既に出ている規定とほぼ同じとなっている。
- Social Distancingを遵守(食べ物を共有しない)
- 5人を超えて集まらない
- 外出時間は可能な限り短くする
特にFDW向けサービスが充実している3つのショッピングモール(City Plaza, Lucky Plaza and Peninsula Plaza)については名指しした上で、以下のように述べている。
MOM will be on the ground carrying out inspections and will disperse large group and outdoor gatherings. FDWs who do not cooperate risk being fined and having their work passes revoked.
(意訳) MOMは現地で検査を実施し、大人数や屋外での集まりを解散させます。協力しないFDWは、罰金を課せられたり、就労許可を取り消されたりする危険性があります。
くれぐれもご注意を…。
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