シンガポール政府は5月中旬から6月中旬まで集団感染を受けてフェーズ2(規制強化)に動いた。同時に感染集団元になっていた学校への集団接種を加速させるとともに、全年齢の市民へワクチン接種をすすめる動きに転じた。
今までは2回接種(フル接種)を迅速に展開すること目標にしていたが、5月に発生した病院および学校での集団感染を受けて、方針転換をしたようだ。
まずは先行して国民・PR(永住権保持者)から登録を開始、その後外国人含む全ての市民の登録を受け付けるスケジュールになっている。
The figure for the age group of 45 to 59 is also 74 per cent. For the group aged 40 to 44, who started vaccination on May 19, the figure is 65 per cent.
45-59歳で74%が開始(1回以上)、40歳以上が65%となっている。今回の方針ではより多くの市民が少なくとも1回接種を先行してさせる計画である。
市中では予防接種を促すポスターがはられており、その中身も多民族国家らしいそれぞれの人種、年齢、性別で作られている配慮ぶり。
中華系とおぼしき男性やマレー系?と思われる女性がピースサインをして『さぁ、次はあなたの番!』といった具合のポスター。
シンガポールの民族別で2番目に大きいインド系もニッコリピースで予防接種を呼びかけている。ロゴも#iGotMyShotとタグになっており、これに関連した投稿も多数されている。
これに紐付いた政府公式のプロモーション動画もYouTubeにアップロードされており(そして投稿者はシンガポール公式YouTubeチャンネル)ライトなイメージで呼びかけしている。
ちなみに、当のPhua Chu Kangも広告に出ており、こんな具合である。
ちなみに、Phua Chu KangはCovid-19関連の動画にはほぼすべて出ている常連で以前の記事でも紹介している。
副作用はたしかにあるものの、そこではなく公衆衛生の観点から日本も似たようなライトなメッセージを投げたらいいのではないか?と多々思うところではある。
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