タイ保健省が武漢肺炎対策で14日隔離要請

シンガポール
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つい先日、タイに所用で行ってきた件を記事にしたが、戻ってきた翌日にタイ保健省が武漢肺炎対策の強化を打ち出してきた。スケジュールがもう1週間遅れていたらかなり危うかった。

この情報はタイにある日本領事館から来ているもの。要約すると強制力はないが、中国以外で日本、シンガポールおよび韓国からタイに入国した場合、14日間は気をつけるようにというもの。

そのまま原文を以下に転載。

2月23日,タイ保健省は,新型コロナウィルス(COVID-19)に関し,中国,香港,マカオ,台湾,日本,シンガポール及び韓国といった感染例が多く見られる地域からタイへ入国した場合,少なくとも14日間は自己観察することにより,社会に責任を持って,以下の行動をするようにとの協力を呼びかけています。

  • 人混みには行かないこと。
  • 公共交通機関の利用を避けること。
  • 他人と物品を共有しないこと。
  • 症状の有無に関わらず,毎日検温すること。
  • 疑わしい症状が見られる場合にはマスクをつけること。
  • 症状が悪化した場合には,すぐに医療機関にかかり渡航歴を報告すること。または保健省に相談すること。

一部報道で,中国や日本等の地域に滞在していた方は,タイに帰国後14日間の自宅待機をするようタイ保健省が求めている旨報じられていますが,事実関係は上記のとおりであり,またあくまで協力を呼びかけているものです。また,出社や観光を一律に制限するものでもありません。

とのこと。同日の夜には追加として教育関係の場合、教育機関ごとに異なるとした上で…

他方,同日タイ教育省は,教育機関に対し過去14日以内に上記地域へ渡航した学生に関しての自宅待機命令を出しているとの情報があります。具体的な対応措置等については,それぞれの教育機関にご確認ください。

シンガポールで配られていた新聞にはSHN(Stay-Home Notice:自宅待機の注意)とLOA(Leave Of Absence:隔離休暇)の違いをまとめた一覧表が掲載されていたので、こちらも転載しておく。

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