国際結婚という名の障害物競走-中国嫁との結婚騒動記

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結婚それ自体が難しいのに、なぜ私は中国人との国際結婚を選んだのか?その時に何が起きて、どうしたのか?をまとめた。

最近の結婚事情

本題に入る前に、この話題を書く契機になった私の周囲のお話から。

最新の国勢調査(5年に1度なので平成27年が最新)では、50歳まで一度も結婚をしたことがない人の割合が、男性で20%弱、女性でも10%弱という結果が出たらしい。

平成27年国勢調査 抽出速報集計結果 結果の概要

この50歳という区切りは何か?であるが、政府が人口統計で用いている生涯未婚率(しょうがいみこんりつ)が50歳までに一度も結婚をしたことがない人と定義しているのから来ている。

男性だったら4人に1人、女性なら7人に1人が結婚できない(しない)ようだ。ご多分に漏れず、私の周り(同僚だったり、知人だったり)にもそういう人が多い。私のいるIT業界の場合、もともと男女比がいびつで業界も若い上に、長時間労働と福利厚生の劣悪さから余計に足を引っ張っている。

人生のゴールは人それぞれなので、結婚しないという選択肢は大いにありだと思う。でも、周囲の人は、結婚したいと言う一方で、選択肢を自ら締め上げていく。そんな彼らを見て、首を傾げてしまう。

結婚できない人の特徴

業界の事情はあるものの、結婚している人も少なくない。よくよく見ると、男女問わず周囲にいる独身を見ていると、国籍不問(日中台だけだが…)で共通点が多い。

  • 現在付き合っている人がいない(または短い交際期間で破綻)
  • 付き合う相手は『普通』でいいと言う
  • 『機会』があったらトライしてみたいとも言う

こういう人の言う『普通』とか『機会』というのがかなりのクセモノ。たとえば『普通』というのを因数分解してみると…

  • 『それなりの』大学を出ていること
  • 『ある程度』自立していること
  • 『趣味や嗜好』が似ていること

などなど。これに国籍で言うと、上海人や北京人は『同郷』というしばりを追加する。

『それなりの』大学も掘り下げすると、日本であれば国公立+上位私立だったり、中国であれば上位大学または海外で修士以上だったりするので、同世代で限れば10%くらいだったりする。結婚相手の年齢幅があるので、絶対数は増えるが競合他”者”も増える。

上位有名大学に入学するのは、同年齢のうちの上位11%程度。特に難関国立10校&早慶ランク私大5校の入学者は上位3.84%のみ。

上位大に入れる割合。 – Yahoo!知恵袋

恋愛結婚と違って、婚活の場合は相手のパラメータで選別していくので、とてもマーケティングに似ている。最終ゴール(結婚)から積み上げていく必要がある。

営業で言えば、年間1,000万元売り上げるには、1案件あたりの平均単価が20万元としたら、最低50案件成約が最低ラインになる。前年からのスライド案件と今年の残り期間を考慮して1ヶ月あたり3件の成約が必要だ。商談から成約までの割合を10%としたら月あたり30件は商談が必要なので、訪問を100件として設定する…などなど。

そのため婚活でも、当初想定した条件にマッチする相手の絶対数が足りないのであれば、運の善し悪しを除けば、条件の緩和や地域を広げないと獲得しづらい。たとえば、年齢の上限幅を上げたり、年収の下限幅を下げたり…である。

ところが、周りの結婚できない人は、こういう考え方が受け入れられないケース-シンデレラや白馬の王子様を待つタイプ-や自分の設定した条件は『普通』だから、縦軸も横軸も変えたくない!というケースが多い。う~ん。

日中それぞれの国籍の壁

ちなみに、結婚相手に求めるものうち数値化できる魅力ポイントは、男性だと経済力、女性は年齢のようである。

婚活ビジネスにおけるシステム的な限界といえるでしょう。市場原理に任せると、どうしても高いスペックの男性しか結婚が決まらない。女性の場合は、単純に若ければ若いほど決まりやすい。

婚活ビジネスの市場格差、さらに拡大か | ビジネスジャーナル

私の周囲の男性陣(日本人)は、収入がそこそこあるといっても玉の輿と呼べる世界-年収1億円とか-からは十萬八千里遠い。相手が既にいるならまだいい。でも、こういう人は相手すらいない。

そこで、そんなぼやく人に『中国人の子で、いい人紹介しようか?』と言うと、決まってこう返ってくるのだ。

『えー、中国人?』

『中国人は、ちょっと…』

そんなとき『そんなあなたは日本人だとお相手がいないのでしょう?』と言いたいのは私だけなのだろうか?なお、私が中国人女性を推している理由は、別記事で詳細触れているので、ここでは割愛する。

私事で恐縮だが、来月うちの家内(中国嫁)が30の大台に乗る。その中国嫁との会話とデジャヴしたコラムを目にした。

中国人に日本人を紹介するときも似たような反応はある。ただ、中国人の場合、親を気軽に見に行けなくなるとか、どうやって面倒を見ようかとか、日本社会への不安などが主たる原因で会ってみること自体にあれこれ言う人はほとんどいない。

日本人(こういう人たち)は、どうも島国根性から抜けられないような気がするのだ。そんな彼らからは決まって『なんで中国人と結婚しようと思ったのか?』と聞かれる。

中国嫁と結婚したときの実体験

中国人に限らず、外国人と結婚しようとすると、親が反対するケースが多々ある。ネット上には、国籍・言語問わずこの手のトピックがたっぷりある。総じて問題点はほぼ同じで、次の3つあたりである。

  • 見た目(人種)の違い
  • 言葉の違い
  • 文化/習慣の違い

中国人がお相手ならば、1番はないが、2と3はある。

かく言う私も、当初母親から猛反対された。後日、中国嫁日記という漫画で、うちの親と同じ反応を描かれていたので思わず笑ってしまった。

私の母親の反対理由は、おおむね次のとおりだった。

  • 中国嫁やその両親、親戚と意思疎通できない!
  • 文化や習慣が違う!
  • そもそもお前は騙されているんじゃないか?(これ本当に言われた)

最後は、泣きながら『息子をなぜ中国人にあげないといけないのか?』(ほぼ原文)と言われる始末。そんな状況からどうやって結婚したのか‥を書こうとしたのだが、長くなったので次回。