草食男子こそ中国人女性と結婚を!-中国嫁のすゝめ

中国人(嫁)
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日本人男性と中国人女性は相互補完関係

中国嫁のすゝめ - 草食男子こそ中国人女性と結婚を!

国際結婚とは国が異なる男女で交わされる結婚である。日本から近いようで遠い中国。実は男性の草食化が進む日本にもっとも効果的なのは、その中国人女性との国際結婚なのだ。なぜおすすめなのか?をご紹介。

バイタリティに富む大陸女性

私事で恐縮だが、来月うちの家内(中国嫁)が30の大台に乗る。その中国嫁との会話をまるでなぞったようなコラムを目にした。

あなた社長になりなさい!中国人妻が僕に命じた起業 中国で起業に至った道のり(8) | JBpress(日本ビジネスプレス)

これを読んだとき、本当に家内の発言をコピペしたのかと思った。

家内は21歳で日本に単身留学、紆余曲折を経て私と一緒になって上海の海外赴任にも付き添ってきた。その家内とこのコラム著者の奥方の思考回路が瓜二つなのである。

特になぞったような発言が次の箇所である。

私だって会社なんて作ったことないわよ。誰だって最初は初めてなのよ。何やるかなんて、作ってから考えればいいのよ、大体あんた今だって無収入なんだから、何かやらないと永遠に収入ゼロよ。

家内も走りながら考えるタイプの女性で、口癖が『商売とは浮き沈みがあるもの。リスクを恐れてはいけない。』である。義実家が商売をやっている実体験もあるのだろうが、リスクは常に存在する、だからこそやってみようというわけだ。

家内に限らず、家内や私の周りにいる中国人女性は、こういう人が多い。

窮地に陥ったときに、キャンキャン叫ぶのは誰でもできる。泣き叫んでも事態は好転はしない。中国人はそれをよく知っていて、そこから反撃の狼煙をあげられるバイタリティのある人がとても多いのだ。

言い換えると”気が強い”とも言える。もう1つ特徴を追加すると、ポジティブ。中国人とうつ病は無縁なのではないかと思うほど、楽観的だ。

北方でも、南方でも女性は強い

お前の嫁がたまたまそうなのだ!というご意見もあるだろう。そこで私の経験談を少し。

家内と籍を入れるまでに交際した女性は、全部で9名。家内は10人目になる。このうち日本人が3名で、残り6名+家内は中国人である。これら中国人女性の出身地はばらばら。北は華北・大連から、南は華南・広州、1名例外で台湾まで。家庭環境も学歴、日本への渡航歴などもそれぞれ異なる。

しかし、ほぼすべての彼女らに当てはまるのが次の2点。

『啖呵を切る』こと、そして『気っ風がいい』である。江戸っ子なのだ。物事をすすめるときにプラスだけではなく、マイナスを含めてまるっと言える懐の深い人が多かった。

嫁から言われた『3か条』

たとえば、私が起業か副業をやりたいと言ったときのこと。

家内の実家は、前述で触れたが文化大革命を乗り越えて自営業をやってきた家系。そのため、商いの難しさや浮き沈みの激しさをよく知っている。そのため、このことを言ったときに、次の3つを約束するように言われた。

  1. あなた(私の事)がなにをやるにしても、私は支持する。あなたがいるところに、私はいる。
  2. 商売は良いときも悪いときもある。失敗して、全財産失うかもしれない。でも、自分を責めてはいけない。
  3. 子供が大きくなれば、私も手が空くので家計は助けられる。その間だけは頑張れ。

40近いおっさん(当時)が、20台半ばの女の子にこう啖呵を切られるのもなかなか滑稽であるが、中国人女性ならではないかと。

ちなみに、彼女が世間知らずで言っているのではない。家内も語学学校からはじまった6年間の学費と生活費を、アルバイトだけで乗り切ったタフさと経験がそう言わせているのだと思う。彼女に限らず、国共内戦とそれに続く文化大革命のサバイバルを乗り越えた人が今の中国人である。

このDNAすごくない?と思ったのが、結婚に踏み切った理由である。

そんな中国人と国際結婚するとなにかしら毎日おどろきがある。子供ができてからもちょっとしたエピソードがあるので、こちらもご覧いただきたい。

中国で生き残ること-日本人は弱い
日本人はなんでこんなに弱いのだ! 中国人が肉体的に強靭なのは、離乳食にそのルーツがあるようだ。大人はもちろん、乳児もすでに早くからサバイバルに放り込まれるので、強くなる。そんな中国で生き残ることの一片を垣間見たので記事化。

結婚をおすすめする「中国人女性3つの特徴」

中国嫁のすゝめ - 草食男子こそ中国人女性と結婚を!

私の経験から言うと、中国人女性との結婚はメリットが多いと感じる。私が中国人女性との結婚をおすすめする3つの理由…または中国人女性によく見られる次の3つの特徴をあげていく。

すでに結婚されている人ならば、同感していただけるのではないだろうか。

1.チャレンジ精神旺盛

チャンスを求めて、単身で乗り込むことを躊躇しない。成功する確率があるならば、その万が一に掛けてみる精神的なタフさがある。

失敗してもクヨクヨしない。在中邦人がよく言う『三歩歩くと忘れる人たち』かもしれない。しかし、マイナスオーラ全開するとツキが逃げていくことが多い。ケロッと忘れて次に行く方が結果よい。

2.バイタリティ

毛沢東の功績の一つは、女性の解放である。単純に権利が平等と言うだけでなく、女性の社会進出を強く後押ししたという部分だ。

もっとも、中国が長い混乱の中で女性であっても外へ出ていかないと食べていけなかったという背景もあるとは考えれる。ただ、結果として女性であってもしっかり稼ぎに行くというマインドを定着させたのは素晴らしいと思うのだ。

3.献身的

意外に思われるかもしれないが、中国人女性は献身的である。一度家族としてなった以上、世界の中心に添えてくれるのである。

もちろん、中国人女性がすべてがすべてではない。少なくとも、私の経験と周りを見ると、こんな女性が多いのだ。

人生という長期戦を戦うパートナーの素質十分ではないか?

中国人女性の結婚観

とは言え…同じ日本人同士で結婚しても3組に1組が離婚するという現代。国際結婚はそんなにかんたんではない。特に結婚感または価値観の違いをよく理解する必要がある。

1.経済力または将来性

中国は、社会の信用性がとても低い。中国の歴史は、外部からの侵略や政権内部での争いからトップが目まぐるしく変化した履歴でもある。そのため、中国人は目の前にあるものしか信用しない。

その中でもお金をとても重視する。

これは中国人女性が守銭奴だと言うことではない。中国は共産主義国家なのにお金がモノを言う国なのだ。

たとえば、中国では病院へ行ってもお金がないと見てもらえない。診察料を前払いして見てもらい、先払いして検査をして、先払いをして治療をする。もっと言えば、救急車もお金がないと乗られない。

そのため中国人女性は自分と家族(生まれてくる子供)を守るために、相手の経済力をとても重視する。今、経済力がなくても資格や経験から、将来こういった事業計画を具体的に持っているなどのアピール力が必要である。

2.家事・育児への協力

協力と書いたが、正確にはちゃんと平等に負担できるか?になる。

中国では前述のとおり平等意識が強い。女性も積極的に仕事をして家庭を支える代わりに、家の外に限らず、内でもしっかり一緒に支え合う姿勢が求められる。流行の言葉で言えば、イクメンが必要になる。

中国人男性(特に大都市圏)は、イクメンが多い。掃除、洗濯はもちろん、料理もできて子供の面倒を見られる人が多いのだ。少なくとも私の周りにいる中国人男性は、オールマイティである。

3.優しさ・誠実さ

そして、最後にコレ。

経済力はずば抜けている必要はない(あったに越したことはないが…)。中国人女性は、相手の優しさやずっとそばに居てくれる誠実さを強く求める。

井上:『中国嫁日記』(エンターブレイン)でも描いたように、中国で一番重要視されるのは、誠実なことです。浮気しないということは、かっこいいことよりも全然、重要なことです。

「中国女性は容姿より浮気しないこと重視」と中国嫁日記作者

中国人女性が、相手への経済力や優しさを求める結果、同年代よりも10歳以上年上と結婚するのは、こういった背景があるのだろう。

私が好きな歌に崔子格の”老婆最大”(※リンク先はYoutube)という曲がある。その歌詞の中にも、以下のようなフレーズがある。

不求你发财呀不用你当官儿

你要答应我不许找小三儿

ちなみに、中国人女性と結婚するときに気をつけたい細かいもろもろを別記事でも書いているので、合わせて読んでいただきたい。

中国人と結婚する前にチェックしたい5項目
厳しく険しい国際結婚の路中国のブログ検索ランキングで「日本にいる中国の花嫁」が上位に位置しているそうだ。昔に比べて一般化してきた国際結婚だが、その4割強が遅かれ早かれ破綻している。国際結婚の道のりは楽ではなさそうだ。

中国人と結納金

日本でもその昔、同じように悩みのタネになっていた結納金。

福祉が充実しているとは言い難い中国では、結納金が年金の一部として見られることもある。そのため、高額化するケースが少なくない。中には結納金が収められず、結婚そのものがトラブルになるケースもある。

いくらくらい必要なのか?が一番気になるだろう。別記事で取り上げているので、見てみて欲しい。

中国人女性と結婚するとおいくら?
青天井の結納金相場 中国にいると、中国人をパートナーに…と考えることもあるだろう。日本がそうだったように、中国にも結納金がある。その相場をご存知だろうか?

この結納金に悩み、自殺未遂する人が出るほど中国では社会問題化している。

河南省寧陵県で今月中旬、息子の結婚を前に結納金の準備に追われていた母親が入水自殺を遂げたことを伝えた。花嫁の側から要求された車が高額でとても買えないことに悩み、うつ病に苦しんだ末の自殺であった。妻の遺体が川から引き上げられると、なんと夫まで川に身を投げて息子と警察官がそれを救助。夫婦の苦悩はそれほどまでに深刻なものであったのだ。

【海外発!Breaking News】車に家に宝飾品 高すぎて用意できない“結納金”に親が自殺する例も(中国)

ここまで来ると、純粋に人身売買した方がお安いのでは?とさえ思ってしまう。

ただ、日本人が中国人女性を娶るときは、大きな問題にはならない。理由は、文化差だと女性と口裏合わせておけば、ほとんどの場合は注視されないからだ。国際結婚のメリットとも言える。

草食系男子こそ中国嫁を

日本では晩婚化がすすみ初婚年齢が30間近。また、4人に1人は一生独身だと言う。でも、そんな結婚に躊躇(ちゅうちょ)しているあなたにこそ言いたい。

中国人と、ぜひ結婚しなさい!

である。

あれこれ考えてもやってみないとわからないことが多い。ビジネスはもちろん、結婚もそうである。だったら、走りながら考えるのはいかがだろう?中国人女性なら、あれこれ考え過ぎなあなたをグイグイと引っ張ってくれることうけあいである。

もっとも、日式KTVなどの小姐はおすすめしない。検索候補に出てくる『中国人女性と結婚してはいけない』の特徴は、ほとんどが小姐系である。

人生の強力な戦略パートナーにぜひいかがだろうか。

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