Sony Xperia Z3+購入&レビュー

シェアする

Sony Xperia Z3+を年末に購入。2015年モデルながらオクタコアを搭載したパワフルなスマホだ。2週間ほど使ってみたので感想をご紹介。

スマホ2台で使い分け

私が持っているスマホは全部で2台。1台は会社支給のiPhone 6。会社の規定で常に電源ON、海外ローミングし放題になっている。もう1台は私物のAndroid。以前の記事にも書いた通りで日本の金融関係(銀行や証券)や中国アプリにアクセスさせたくないもの(Dropboxなど)をiPhone 6に入れてある。

中国スマホで個人情報筒抜け

一方のAndroidには中華アプリを多数入れている。一番よく使うのはQQとWeChat(微信)で、その他にも百度系アプリや淘宝網、Alipay(支付宝)、大気汚染モニタなどだ。以前使っていたAndroidはHTC One (M7)なのだが、バッテリーがヘタってきたことや突然再起動が掛かるなどくたびれてきたので買い替えすることにした。

中国スマホを買わない3つの理由

買い換えるときにかなり悩まされたのは、買いたいスマホブランドが減ったことである。しつこいようだが、私は中国スマホは買わない。たとえば、有名なところではLenovo(联想)、Huawei(华为)、Xiaomi(小米)などだ。理由は、3つ。

  1. Android OSは出荷時にカスタマイズができる。中国メーカは倫理観というのがないので何を仕込んでくるかわからない。
  2. OSやドライバはうまく組み合わせないと全体のパフォーマンスに影響が出る。カスタマイズには高いレベルが必要なのだが、中国メーカには…(以下略)。
  3. 中国国内で販売されているものは端末管理がされている上に、どう見ても不要なアプリ(360アンチウイルスソフトなど)があって削除できないケースが多い。

ところが、ここ数年でスマホメーカの淘汰が起きたため選択肢が狭くなってしまった。日本やアメリカブランドでも実際の開発は中国メーカに丸投げというケースも多い。

日本通信が「VAIO Phone」発表、中身は台湾Quanta製? | スラド モバイル

残るのは朝鮮スマホ(Samsung、LGなど)か台湾スマホ、Sonyくらいであった。ただ、朝鮮スマホはサポートがゴミで台湾スマホはどこも虫の息。残ったのがSonyだけ。なんだかな…。

Xperia Z3+ Dual(E6533)

Sonyのスマホはいくつかブランドがあるのだが、今回以下のポイントで選んだ。

  • 安いこと(5万円以下)
  • 遅いのが嫌なのでCPUコア数が4または8

結局残ったのがXperia Z3+ Dualというモデル。検索リンクにAmazonを貼ってあるが、この製品はAmazon日本で代理店経由で買うよりも、eBayから直接仕入れたほうが安い。私が買ったのは送料+関税込で350USD(41,000円)ほど。

到着したのが以下。

厳重に包んでEMSされてきたおかげもあって化粧箱がとてもきれい。もっとも、すぐ捨てるが。中身を御開帳。

予想外に大きい。画面サイズが5.2インチ。iPhone 6が4.7なので一回りまではいかないが一緒に持つとiPhoneが小さく感じる。

今回は出荷元がシンガポールなのでデフォルト言語が繁体字であった。SIMカードが2枚させるので、日本のカードと中国のカードをそれぞれ刺すことができる。ただし、4G(または3G)+2G扱いになるので日本では1枚しか使えない。

メリット:カメラがすごい!

このXperia Z3+ Dual(E6533)を使い始めて2週間ほど使ってみたが、感想は上々である。メリットとしては以下だ。

  • カメラが精細 - カメラの画素数が20.7メガもある。下手な入門一眼レフよりも画素数が高い。もちろん、画素数が高い=きれいではないが、このZ3+についてはすばらしいの一言に尽きる
  • 液晶がきれい - デジカメ撮影したものをZ3+で見るとPC端末と同じくらい発色がよい
  • 処理が速い - コア数が以前の2倍、メモリも増量したこともあってアプリがヌルヌル動く。iPhone 6よりも処理が速いかもしれない
  • 記憶媒体が使える - microSDXCを外部媒体として使える。64GBを入れておけば映画を20本くらい入る。移動時にとても便利

特にカメラはフォーカスがキビキビと掛かるので、猫のようにチョロチョロ動く動物でもきれいに撮れる。

手前(猫の額)にフォーカスがきれいに当たっているのがわかるだろうか?

権限を機能とアプリごとに管理

Z3+の特性ではなくAndroid OS 6.xの特徴になるが、権限周りの管理が厳しくなっている。アプリの箇所に機能ごとの権限設定ができる。

位置情報はもちろん、電話帳やカメラ、センサー系も細かく設定ができる。機能ごとはもちろん、アプリごとに設定することもできる。

デフォルトだといろいろベタベタ権限を取得するWeChat(微信)もID特定のための電話番号、画像送付のためのストレージ以外は基本切ることができる。位置情報も切ることができるが、これをやると毎回警告が出てきて鬱陶しいので諦めた。

デメリットを書こうとしたのだが、特にないので省略する。

中国スマホからぜひ乗り換えを

中国国内で販売されているスマホは先述の通りオススメできない。

ただ、日本に限らず、アメリカやヨーロッパで販売されているスマホも実は朝鮮スマホまたは中国スマホだらけである。そんな中で頑張る日本企業を応援するという意味からも、ぜひ一台いかがだろうか?

コメント

  1. 匿名希望 より:

    いつも参考にさせていただいております。 私は中国联通4Gで台湾ASUSのZenfone2 Laserを使っていますが電池の持ちが悪く困っています(一日に3回充電が必要な状態です)。
    この端末の電池の持ちはどうでしょうか。 よければ切り替えたいです。

    • 鳳梨de中國 より:

      匿名希望さん

      コメントありがとうございます。
      この端末自体の電池の持ちですが,かなりいいと思います。
      普通に待ち時間や寝る前にポチポチ遊ぶ程度であれば1日半ほど使えます。

      ただし,ですがVPNを使った場合は20%~30%ほど消費電力が増えている気がします。
      特にモバイルデータでプチプチ切れてしまうような状況で常にVPNをONしておくと驚くほど電池が減っていきます(笑)
      これはSonyにスマホが悪いというよりはVPN処理が多発してしまうためなので仕方ないですね。

      いずれにしても,記事にも書きましたがアプリ権限を細かく制約できるのでQQやWeChat他アプリの怪しげな挙動(データ収集)を阻止できるので,以前のAndroid(HTC One)と比べると格段にいいです。

      • 匿名希望 より:

        コメントへの返信ありがとうございます。いつも参考にしています。

        可能であれば、投稿者名を仮名(今回は匿名に変更)にしたいのですが可能でしょうか。前回の投稿で、正直にフルネームをいれてしまったので少し気持ち悪いです。

        NGなら仕方ありません。ちなみに、Z3+は高かったので、私はZ3をタオバオで購入しました。こちらも中国国内で利用する分にはなかなかよいですが、日本一時帰国中して日本のドコモSIMをいれると、まったく利用できない状態で困っています。どうも調べてみると端末が試作機扱いのものだったようで、完全にやられました。
        安物買いの銭失いとはこのことですね。

        • 鳳梨de中國 より:

          匿名希望さん

          コメント直しておきました。
          私も似たような手に引っかかったことがあります。
          その時はhtcだったのですが,中国大陸版のROM改造版を掴まされた経験です。
          それ以降,出品者が中国大陸はもちろん香港も買わなくなりました。
          #香港とか言いながらそれはペーパーカンパニーで実質深センや広州に実態があるパターン
          これも安物買いの銭失いです。安いにはりゆうがあるんです(笑)