コロナ後のニューノーマルでの遊び場情報その3。今回はMarina SquareにあるプレイグラウンドのKIZTOPIA。シンガポール最大の遊び場のようなのでご紹介。
室内プレグラ KIZTOPIAの情報
シンガポールのプレイグラウンド(室内)は、個人商店またはそれに毛が生えた程度のところが多い。そのため、資金力が小さいのでスタッフのレベルや施設または設備が日本のようなレベルではないことが多い。KIZTOPIAはシンガポールでももっとも大きな部類に入ると聞いたので行ってきた。
場所はMarina Squareの1階にあるのだが、正面から入って右奥へ行った場所。大人の足で歩いてもそこそこ(5分ほど)かかる距離にある。裏側(Esplanade Mall)から行くと早いのだが、Raffles Ave(4車線)を横切らないと行けないアクセスの悪さがややネックか。
場所は例によりGoogle Mapsにて。
KIZTOPIAは3時間制&事前予約が可能
このKIZTOPIAは上述の記事にあるとおり、去年の6月にオープンしたばかり。そのため、施設や遊具もまだ新しい。
コロナ後は最大キャパシティ(施設全体の人数)が120人に制限しており、年間パスを持っている場合でも事前予約が必要。公式サイトではチケットの購買と予約ができる。
現在は3時間制になっており10:00 AM – 1:00 PM、1:30 PM – 4:30、PM 5:00 PM – 8:00 PMの3ターム。各タームごとに完全に閉じて一斉清掃を行うとのこと。
事前予約はやっておくのを推奨しているだけで、予約がなくても空きがあれば入れる。私が午前行った頃(3連休の日曜日、午前)はスカスカですぐに入れるよと呼び込みを受けたほど。
靴下とマスク着用必須
受付では3点ほど質問を受ける。1つめはコースで1時間チケットまたは3時間チケットのどちらがいいですか?というもの。
次の2つは衛生面での質問で、靴下は持参していますか?(なければ買える)とマスクありますか?(子どもがマスクしていなかったため)になる。
事前支払いをして中に入ると下駄箱があってここで下履きを脱いで靴下で入場となる。貴重品を入れる無料のロッカーも併設されている。
中の地図はこんな感じ。シンガポールのショッピングモールと同じで構内図みたいなのは入り口1箇所にしか貼られていない。この不親切さがシンガポールクオリティなのだろう。
入った直後(Emergency Exit)の正面に模擬店が4店舗ほどあって、お買い物ごっこが楽しめる。左側にはライド・アトラクションや画面をタッチして遊ぶアトラクションがある。
右側がメインの体を動かす系になる。
ジムアトラクションはでかい
中に入って驚いたのは意外と奥行きがあること。シンガポールのショッピングモールは天井が高いので大型のジムアトラクションが所狭しと設置されている。登って滑り台という定番に加えてトランポリンエリアや忍者エリア(SASUKEみたいなエリア)もある。
このとおりを反対から撮影するとこんな感じになる。
各アトラクションの手前に疲れ果てた親が座るための場所が用意されている。子どもにあわせて上下左右に振り回されると相当疲れるのでしょうがないよね。
ボールで敷き詰められたエリアはかなり見ごたえがあって、日本でもこれだけ大量のボールを敷き詰めたアトラクションはお目にかかったことがない。なお、この部分、実は一部が2階まで突き抜けていて、一番上まで行くとおおよそ7-8mほどあってなかなかこわい。
滑り台のうちいくつかは一番上から下まで急勾配で駆け抜ける。私も1度だけ子どもと一緒に滑ったのだが…これこわいぞ。
電車もあるぞ
この手の施設に必ずあってほしい?ものの1つである電車も当然ある。ちょうどジムアトラクションに入る手前に大きく1周するように設置されている。
もともとの定員はおそらく10名だが、Social Distancingのあおりを受けて5名/1度となっていた。30分おきに何度か運行するようで、1度につき2周する。大人気なのかと思ったら、人が閑散としていた。
キャパシティは意外ときびしめ
各施設ともにもともとキャパシティが決められている。たとえばボールで遊ぶアトラクションであれば60名がもともとの定員。
しかし、昨今のSocial Distancingのため、各エリアごとにおおよそ1/3から半分程度の新しいキャパシティ設定がされていた。
各施設ごとにスタッフがいておおよそ数えていたようで、ある程度大きな子どもの場合は、お子さまだけでお願いしますとスタッフが声がけをしていた。
ここまで来てキャパシティオーバーですというのも悲しいので、やはり事前予約するのがいいだろう。
秀逸な砂場モドキ
今回のKIZTOPIAで一番すばらしいと思ったのが、こちら。砂場である。
あれ?砂場にしては粒度大きいねと思うかもしれない。私も最初はプラスチックかな?と思ったら、なんとこれ”木の小さなブロック”なのだ。角をしっかり丸めてあるのだが、踏み込みをしたときに、足つぼ刺激のマットを思い出すレベルの指圧効果が得られた。
なによりもいくら遊んでも粒が大きく硬いので、疑似砂のように爪の間に入るということもなく衛生的。これは秀逸。
お値段は公式サイトにあるので割愛するが、Annual Pass [Any day](588S$)を買って出入り自由にした上で遊ぶのが一番いいのではないだろうか。1回3時間のチケットが(38S$)なので、15回ほど行けば元が取れる。
Weekdayのものは200S$ほど安くなるが、大型アトラクションのほとんどが3歳以上で、その頃にはPreSchoolまたは幼稚園に行っていると思うので使い切らないだろう。
と、いう訳で子どもをどこに連れて行こう?で悩んでいる方は検討してみてはどうだろう。
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