Google Maps中国版こと百度地図の使い方

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Google Mapsが使えない国

Google Maps中国版こと百度地図の使い方

地図アプリでトップシェアは、Google Mapsで約50%である。世界中で的確な情報を提供してくれるそんなサービスが使えない国がある。それが、中国だ。では、どうしたらいいのか?

地図アプリに必要なこと

Google Maps中国版こと百度地図の使い方

地図アプリに必要な機能は、”情報の検索”と”正確さ”だ。たとえば、お店の検索をした時に、そのお店がヒットすること、そしてその位置が正しいことである。これに、営業時間やメニューなどが表示されるともっと便利かもしれないが、最低限この2つが充足されていればいいはずだ。

中国でGoogle Mapsを使おうとした時に、この両方が問題になる。

Google Mapsは使えるのか?

1つ目「情報の検索」では、Google Maps自体が中国では規制されている。これはGoogleドメインが規制されているので、当然といえば当然だ。

Google Maps中国版こと百度地図の使い方

この接続自体は、VPNを使えば回避できるのでまだマシである。

頭がいたいのは、2つ目の「正確さ」だ。VPN経由でGoogle Mapsを見た場合の表示が次のイメージだ。なぜか少し位置がずれるのだ。おおよそ10m~20m前後である。

Google Maps中国版こと百度地図の使い方

上のイメージでは、地下鉄駅付近にいるのに、交差点近くに表示されてしまう。これは噂の範囲ではあるが、中国政府が提供する位置データには意図的に不正確なものが混入している”らしい”。これは困りものである。

中国版Google Mapsこと百度地図

インストールは、iPhoneであればApp Storeから入手できる。Androidは以前Google Playから入手できたのだが、公開を止めたようである。百度地図の公式サイトでダウンロードできるが、野良APK(参考:Google Playを中国で使う方法)なのでとてもリスキーだ。

公式サイト自体がモバイル向けに最適化されているので、ブラウザから使うのがもっとも便利だろう。ブラウザを立ち上げて、”map.baidu.com”を入力するだけだ。

Google Maps中国版こと百度地図の使い方

トップでアプリを入れるとネットワークトラフィックが90%減ると甘い声を掛けてくるが、無視して”访问网页版”をクリック。ちなみに、アプリを入れると勝手にデータダウンロードや変なトラフィックが増えるので、90%も減ることはない。

Google Maps中国版こと百度地図の使い方

行きたい場所をダイレクト検索、周辺検索(iPhoneのPodcastsのようなもの)がある。場所がわかっているのであれば、ダイレクト検索でいい。入力項目は幅広く住所はもちろん、店舗名、ビル名でも構わない。試しに最近好調なAPITAを検索してみると…

Google Maps中国版こと百度地図の使い方

こんな感じで住所と距離が出てくる。ここへ行く(到这去)をクリックすると、ルート検索を表示してくれる。

Google Maps中国版こと百度地図の使い方

移動手段は、車・公共交通機関・歩く、自転車から選べる。公共交通機関では、Google Maps同様にダイヤに合わせた検索をしてくれるので、ほぼその通りに目的地に着くことができる。

Google Maps中国版こと百度地図の使い方

念のため地図アプリを入れたほうが操作感自体は高い。しかし、百度地図のアプリを入れると、電池の減りが異常に早くなる。電池の利用状況で確認してみると、バックグラウンドでいろいろと通信をやっているのが原因なのだが、不明瞭で不気味だ。

中国で迷子になる人の一助になれば幸いだ。