Google Playを中国で使う方法

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独自のAndroid圏を築く中国

Google Playが中国で使う方法

Android上のアプリケーションは、Googleが提供する”Google Play”上でダウンロードするのが一般的。しかし、Googleを完全に締め出している中国では、ちょっとしたテクニックが必要なのでご紹介。

Google Playにアクセスできない

Googleが提供するAndroidは、中国でも大きな市場シェアを占めている。2015年末の統計では、実に約75%がAndroidという調査がある。つまり、市場に出回る端末4台に3台はAndroidということになる。

Google Playが中国で使う方法

China mobile OS market share 2012-2015 | Statistic

これだけ大きな市場シェアを占めているGoogleであるが、アプリケーションやコンテンツのプラットフォームである”Google Play”は中国から規制されており、アクセスができない。

Google Playが中国で使う方法

ドメインはサブドメイン含めて規制されているため、言語を変えて逃げる…ということもできないのが現状である。

独自の進化を遂げる中国Android

そんな中国の環境で、中国人はどうやってAndroidアプリケーションを手に入れているのか?実は、中国で出荷されるスマホを見ると、”安卓市场”という”Google Play”もどきが標準インストールされていて、そこから入手しているのだ。

Google Playが中国で使う方法

この中国版”Google Play”だが、アプリケーションのインストールをしようとすると、APKファイル(インストーラ)が直接ダウンロードされる。この方法はかなり危険である。

野良APKの危険性

”Google Play”からインストールするのを公式と呼ぶのに対して、非公式サイトからダウンロードしたインストーラのことを野良APKと呼ぶ。自己開発したアプリケーションを自前でインストールするケースを除いて、この方法はオススメできない。

理由としては…

  • セキュリティ上のチェックをGoogleから受けていない
  • 開発元の信用度/知名度がない
  • アプリケーションの更新が自動で行われない

中国のアプリケーション開発ベンダーは、セキュリティや個人情報にかなり疎い。また、”Google Play”経由のアプリケーションは、自動更新が行われるが、野良APKでは独自の仕組みを持っている場合を除いて行われない。

良質野良APKサイトを使う

ただ、中国では”Google Play”が使えない以上、代替案の検討をしなくてはいけない。そこでおすすめしたいのが、Amazonが運営する”Android アプリストア”である。

Google Playが中国で使う方法

導入の仕方はこちらにも書いてあるとおりだが、Amazonが公式に配布しているアプリケーションを通じて使う。

野良APKのサイトの中には、中国系企業が運営しているものも多い。著作権法上、グレー(と言うか、クロ)のサイトも多い。

「1Mobile Market」って何者? 調べてみた。 – 怠惰の形而上学

情報を抜かれて泣き寝入り…などを避けるためにも、大手を利用するのを強くオススメする。

それでも、やっぱりGoogle!

代替案をここまでご紹介したが、それでも公式サイトで安全に!と言う方もいるだろう。その場合は、「VPNを使う」方法のみになる。

ただ、去年(2015年)からGoogleは、中国市場への再参入を画策しているようで、ニュースでも取り上げられている。

Google、5年ぶりに中国本土復帰か アプリストア計画中:ITpro

気になるのは、中国へ参入すると言うことは、アプリケーションにバックドアが仕掛けられる可能性があるのではないか?ということだ。

結論

現状では、3通りの回避策がある。

  1. Amazon ”Android アプリストア
  2. VPNを使う
  3. Googleの中国復帰を待つ

いずれにしても、中国で”Google Play”が使えずに悩んでいる諸兄のお役に立てば幸いだ。

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