武漢肺炎:経済活動を段階的に再開へ

シンガポール
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シンガポール政府の武漢肺炎特別チームは、経済活動の再開に向けた段階的な処置を決定。外国人出稼ぎ労働者向けの寄宿舎(dormitory)ではまだ発生しているものの、ローカルでの感染減少を受けたもの。

サーキットブレーカー自体は6月1日まで

現在進行中の強化されたSocial Distancingは、リー・シェンロン・シンガポール共和国首相の演説で幕を切って落とされたが、もともと2週間程度の期限付きだったのでロックダウン直後に戻ることになる。

強化されたサーキットブレーカールールについて
昨日(4月21日)発表された延長と強化されたルールが発表された。まだ期限まで2週間あるのに早々と延長を決めたシンガポール。その一方で日本はまだ迷っているようだ。

シンガポール工科設計大学のData-Driven Innovation Lab.の予測では5月末までにほぼ感染は解消されて収束が6月上旬としている。リー首相の6月1日というのもここにターゲットを合わせたものなのだろう。

解禁(再開)される活動

5月5日より解禁されるのは、政府指定の小売業(同珍珠奶茶含む。ただし独立系除く)およびHDBまたはコンドミニアム等の公共スペースでの運動およびペットの散歩。

続いて5月12日より再開されるのは以下の経済活動。

  • すべての食品生産工場とその現場(4月22日に停止されたケーキやチョコレート含む)
  • 理髪店
  • 鍼灸院

サーキットブレーカー自体は続くため、当面の間は施設や店舗に出入りする場合は身分証による登録またはSingPassまたは各施設独自システムによる健康についての宣言が必要となる。

SafeEntry was deployed by the Government on 23 April 2020 to log the names, NRIC/FINs and mobile numbers of individuals visiting hotspots, workplaces of essential services, as well as selected public venues. Such details are necessary for the Government to carry out contact tracing quickly and effectively, should the need arise. Users check-in by scanning a QR code displayed at the venue with their phone, or by having any identification card with a barcode scanned e.g. NRIC, driver’s licence, student pass and work permit.

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FairPriceではやっていなかったが、ドン・キホーテでは一足早くやっていたQRスキャンからの登録作業は当面続くようだ。

武漢肺炎:入店前に体調宣言!
シンガポールでは、武漢肺炎が出稼ぎ外国人の寮を中心に爆発感染が広がっている。昨日は1,400人強を記録した。新しい規約なのかわからないが、店舗に入る前に体調宣言が必要なところが出てきた。

今後も外出時にマスクをする人が増えて、人が集まりやすいスーパーなどの店舗は上述の登録が、そして大型施設などにはサーモカメラが至るところに設置されており、係員が常に監視するのが今後の日常となるのだろう。

まさにニューノーマル(New Normal)を目の当たりにするシンガポールでした。

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