武漢肺炎:シンガポール政府が対策強化へ-罰則引き上げも

シンガポール
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シンガポール政府はソーシャルディスティンクション(Social Distancing)の規制強化を検討している。爆発感染を防ぐために3月中旬から国境を事実上閉鎖していたが、国内感染が止まらないための処置となる。

保健省大臣の答弁にて、現在検討されている強化案について言及がされている。動画はこちら。

主な内容は次の2点。

どのような集まりも人数に関わらず一律禁止

1点目は、今まで10人以上の集まりを避ける規定を人数の大小にかかわらず禁止する。また、その集まりが公の場であろうとプライベートの場であろうと(具体的には家など)一律禁止するというもの。一緒に生活をしていない友達などとの接触を避けることで拡散を防ごうという狙いである。この集まりにはHPB(政府の公共住宅)のデッキなどでの集合も対象となりうるとのこと。

この強化は武漢市での面での封鎖(国境閉鎖と都市閉鎖)に加えて点での封鎖(完全な外出禁止)を念頭においた対処なのではないだろうか。

罰金が160万円!

2点目は、罰則の強化。初回の罰則について1万S$(最大)または6ヶ月の禁固刑(同左)、または両方としているが、これを2回目以降については2万S$(最大)または12ヶ月の禁固刑(同左)、または両方とするというもの。

まだBill(草案)だが、確定(Act)したら東南アジアでもピカイチの厳しい対処となりそうである。

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