SHN違反でシンガポール政府が永住権剥奪

シンガポール
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シンガポール永住権保持者(PR)でSHN(Stay-Home Notice:自宅待機)違反で、PRの剥奪とシンガポールへの再入国を禁止された。

ICA(入稿管理局)の正式な発表は以下より閲覧できる。

Singapore Permanent Resident Breached Stay-Home Notice Requirements; Loses Singapore Permanent Residence Status And Will Be Barred From Re-Entering Singapore
Singapore Permanent Resident Breached Stay-Home Notice Requirements; Loses Singapore Permanent Residence Status And Will...

資料によれば状況は以下のとおり。

  • 2月20日に男性はチャンギ国際空港から入国。過去14日間に中国大陸の滞在していたためSHNを通告。しかし、当該男性は(当局の)電話に出なかった上に届け出ていた住所にいなかった。
  • 2月23日に当局が当該男性がシンガポールから出国しようとしているのを感知。当局がSHN違反で罰則を受ける旨を警告したが、男性が頑なに出国を主張。
  • 当該男性の意図的なSHN違反に鑑みて、当局は当該男性の再入国許可を拒否。これにより当該男性の永住権を喪失。

SHNとLOAの違いについては別記事にて紹介済。

タイ保健省が武漢肺炎対策で14日隔離要請
つい先日、タイに所用で行ってきた件を記事にしたが、戻ってきた翌日にタイ保健省が武漢肺炎対策の強化を打ち出してきた。スケジュールがもう1週間遅れていたらかなり危うかった。

何が彼をそこまで頑なにさせたのかは不明だが、SHNにしてもLOAにしても違反すると厳しい罰則がまっているので要注意である。

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