中国おすすめVPN(2018年版)

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中国で”使える”VPNランキング

中国おすすめVPN-中国で”使える”VPNランキング

2018年も中国のネット規制は厳しい。出張や駐在で来るとGoogleはもちろん、GmailやFacebook、LINE(ライン)、Twitterなどが使えないことに気づくはず。2017年秋からはYahoo! Japanも規制されている。そんな規制を突破する切り札-おすすめVPN-をご紹介。

中国おすすめVPN一覧

中国に関わって累計10年の管理人が日系、海外系合わせて20種類以上のVPNを、実際に使って比較した、おすすめするVPNを紹介する。

1位 VyprVPN

中国おすすめVPN-日本語完備!中国で使えるVyprVPNの導入

接続アプリが日本語対応済。接続画面など主なインターフェイスはもちろん、設定説明やヘルプも日本語化されている。

ほかのVPNと異なり公式サイトが中国で開ける。そのため、中国からVPNなしで直接申し込みができる。当局からたびたび規制されているが、そのつど24時間以内にドメイン移行などで復旧している。大手が続々規制されている中で、中国対応を全面に出しているのは、ここだけ。

直近でも2018年6月下旬(現地 24日および25日)に行われた規制強化が行われたが、当日12時間以内に復旧させている。7月下旬に再度規制が行われたときも同様だった。

また、中国をターゲットにした「Chameleon(カメレオン)」という規制しづらいプロトコルを開発している。ポート番号をランダムにすることで、中国当局の監視を難しくさせている。まさに、変色自在のカメレオンである。

企業向けに”for Business”エディションもある。導入するユーザ数が多い場合は、こちらを検討してもいいだろう。

支払い方法はJCBを含むクレジットカード、Paypal、Alipay(支付宝)にも対応 [詳細]

参考指数

  • VPNサーバ設置国・地域の数:70以上(サーバ数700台以上)
    • 近隣サーバ:計7ヶ所 [日本(東京)、香港、マカオ、台湾、フィリピン、韓国、ベトナム]
  • 接続アプリの対応OS:Windows/OS X/iPhone/iPad/Android/ルータ
  • 同時接続数:5(トラフィック無制限)
  • 日本語対応:対応(接続アプリ)
  • サポート:24時間/365日/ライブチャットあり
  • 固定IPアドレス対応:不可
  • 決済方法:クレジットカード(JCB含む)、Paypal、Alipay(支付宝)
  • 無料トライアル:あり

VyprVPNの日本語訳付きの導入方法はこちらの記事

日本を含む海外はもちろん、中国でも快適にネット規制を回避できるVyprVPNを紹介。海外大手ながら接続アプリが完全日本語対応。VPNサービスの速度ランキングでも常連だ。管理人も使っているこのVPNサービスの特長から、使い方までじっくり解説。

2位 12vpn

中国おすすめVPN-中国で使える12vpnの導入

香港に拠点を置く華僑VPNプロバイダー。支払いが一般的なクレジットカードやPayPalに加えて、Alipay(支付宝)や銀聯カード(UnionPay)にも対応しているので、手持ちカードが人民元決済のみという人でも使える。

このVPNのおすすめできる理由は、同時接続数が無制限であること。接続したい端末がとても多いならコスパが高い。また、VyprVPNと同じく中国からVPNなしで直接申し込みができる。中国対策はバッチリである。ドメイン規制は受けることがある(直近では2018年11月末)が、その都度ドメイン移転をしている。中国国内にいてアクセス手段がなくなった時の最後の切り札だ。[詳細]

参考指数

  • VPNサーバ設置国・地域の数:35以上(接続先はプランで変化/サーバ数・非公開)
    • 近隣サーバ:計4ヶ所 [日本、香港、韓国、台湾]
  • 接続アプリの対応OS:Windows/OS X/iPhone/Android
  • 同時接続数:無制限(トラフィック無制限)
  • 日本語対応:非対応
  • サポート:メール対応のみ
  • 固定IPアドレス対応:不可
  • 決済方法:クレジットカード、Paypal、Alipay(支付宝)銀聯カード(UnionPay)ビットコイン
  • 無料トライアル:あり

12vpnの日本語訳付きの導入方法はこちらの記事

中国国内からほとんどの海外サイトが使えない。VPNがあれば当局の規制を回避できるが、VPNサービスのサイトもブロックされている。また、海外のクレカがなくて、中国決済しかできない。そんなときでも使える切り札をご紹介。

3位 ExpressVPN

中国おすすめVPN-中国で使えるExpressVPNの導入

サーバ設置地域が140(設置国は90以上)を超える大手アメリカ系VPN。高速性をウリにしている。公式サイトと接続アプリが完全日本語化されており、英語が苦手な人でも問題ない。中国のキャッシュレスサービスに対応しておりAlipay(支付宝)や銀聯カード(UnionPay)にも対応。

サーバ数が3,000台を超えるキャパシティの大きさが魅力的である。中国国内で速い回線を持っていて沿岸に住んでいれば期待できる。ただし、公式サイト自体は規制(2018年11月現在)されているため、ほかのVPNとの併用が必要。[詳細]

参考指数

  • VPNサーバ設置国・地域の数:140以上(サーバ数3,000台以上)
    • 近隣サーバ:計8ヶ所 [日本、香港、澳門(マカオ)、モンゴル、フィリピン、韓国、台湾、ベトナム]
  • 接続アプリの対応OS:Windows/OS X/iPhone/iPad/Android/Linux
  • 同時接続数:3(トラフィック無制限)
  • 日本語対応:対応
  • サポート:24時間/365日/ライブチャットあり
  • 固定IPアドレス対応:不可
  • 決済方法:クレジットカード(JCB含む)、Paypal、Alipay(支付宝)銀聯カード(UnionPay)ビットコイン
  • 無料トライアル:あり

ExpressVPNの導入方法はこちらの記事

日本を含む海外はもちろん、中国でも動作の確認ができているExpressVPNをご紹介。一部の地域では速度がそこそこ出ているといううれしいレポートもある。中国のネット規制回避の1つとして、特長から使い方までを解説。

次点 IPVanish VPN

P2Pトラフィック無制限という使い放題サービス。通信ログを一切記録しないなど、プライベートに配慮したサービスになっている。

中国近隣のサーバは4ヶ所と少なめなのだが、香港に10台日本(東京)にも7台設置している。ほかのVPNサービスが1~2台なのでキャパシティが大きい。2018年5月末にサービス内容が一部強化されて、同時接続数が10まで増えている。端末が多い人は検討の価値あるだろう。

また、支払い方法の手段が多数用意されており、JCBを含むクレジットカード、ビットコインにも対応している。[詳細]

参考スペック

  • VPNサーバ設置国・地域の数:60以上(サーバ数1,100台以上)
    • 近隣サーバ:計4ヶ所 [日本(東京)、香港、フィリピン、ベトナム]
  • 接続アプリの対応OS:Windows/OS X/iPhone/iPad/Android
  • 同時接続数:10(トラフィック無制限)
  • 日本語対応:非対応
  • サポート:24時間/365日/ライブチャットあり
  • 固定IPアドレス対応:不可
  • 決済方法:クレジットカード、Paypal、ビットコイン、ギフトカード
  • 無料トライアル:あり

IPVanish VPNの日本語訳付きの導入方法はこちらの記事

中国内外で使えるIPVanish VPNをご紹介。管理人も使っているこのVPNは、P2Pトラフィック無制限という使い放題サービス。VPN別の速度ランキングで常にトップ3に入る実力派だ。中国のネット規制回避の1つに加えてはどうだろうか?

次点 PureVPN

サーバ設置国・地域数は140カ国(180地域)を超える大手アメリカ系VPN。ネットワークのバックボーンが広いため、速度が安定している。一年間通して継続的に、サーバやネットワークの強化をしている。支払い方法が多彩で仮想通貨(ビットコインなど)Alipay(支付宝)にも対応。

サーバ数も2,000台を超える規模の大きさながら、アジア地域に120台以上のサーバを設置しているので、代替サーバが多いのがポイントだ。[詳細]

参考指数

  • VPNサーバ設置国・地域の数:140以上(サーバ数2,000台以上)
    • 近隣サーバ:計8ヶ所 [日本(東京)、台湾、香港、フィリピン、韓国、ベトナム、ブルネイ、モンゴル]
  • 接続アプリの対応OS:Windows/OS X/iPhone/iPad/Android
  • 同時接続数:5
  • 日本語対応:非対応
  • サポート:24時間/365日/ライブチャットあり
  • 固定IPアドレス対応:不可
  • 決済方法:クレジットカード(JCB含む)、Paypal、Alipay(支付宝)ビットコイン、ギフトカード等
  • 無料トライアル:あり

PureVPNの日本語訳付きの導入方法はこちらの記事

VPNサービスの申し込みから使い方まで海外はもちろん、中国でも動作の確認ができているPureVPN。当サイトでも紹介しているHide My ...

次点 Hide My Ass! Pro VPN

イギリス系の独立VPNプロバイダーだったが、本拠地がアメリカに移動し、2015年にセキュリティソフトベンダのAVGに買収された。

サーバ台数や設置している国と地域数がVPN業界でも大手に入る規模。中国近隣にサーバを多数持っている。2016年末にサイトの一部が日本語化対応した。支払い方法は幅広く、銀聯カード(UnionPay)にも対応[詳細]

参考スペック

  • VPNサーバ設置国・地域の数:190以上(サーバ数750台以上)
    • 近隣サーバ:計12ヶ所 [日本(東京、沖縄)、台湾、香港、マカオ、フィリピン、韓国、北朝鮮(仮想)、ラオス、ベトナム、ブルネイ、モンゴル]
  • 接続アプリの対応OS:Windows/OS X/iPhone/iPad/Android/Linux
  • 同時接続数:5
  • 日本語対応:一部対応
  • サポート:24時間/365日/ライブチャットあり
  • 固定IPアドレス対応:不可
  • 決済方法:クレジットカード、Paypal、銀聯カード(UnionPay)
  • 無料トライアル:あり

Hide My Ass! Pro VPNの日本語訳付きの導入方法はこちらの記事

本記事で取り上げているHMAは、2016年秋頃より中国国内からの接続が困難になっており、また対策が放置されています。2017年現在、VyprVPNをオススメしています。日本語訳付きの導入方法はこちらの記事をご覧ください。

中国でなぜVPNが必要なのか?-中国とネット規制

中国では、基本海外のサービスが使えなかったり、サイトが開けない。

こういった規制されているサービスやサイトは、Google検索やGmailなどビジネス向けから、FacebookやTwitter、FC2やLINEなどの個人向けまで幅広い。当局と折り合いの悪いメディア(たとえば産経新聞)も対象となっている。アダルトサイトやエロサイトは、共産主義国家なのでアウトである。

現状、これら規制を回避する有効な手段がVPNである。2017年9月頃から2018年現在までGoogle規制に加えて、同じエンジンを使っていたYahoo! Japanの検索機能も規制されている。そのため中国に住む外国人にとって、インターネットアクセスがとても困難になっている。

2017年9月中旬より中国当局がYahoo! JAPANの検索機能を規制している。同サイトのニュースや知恵袋などほかの機能は表示されるが、検索機能だけが使えない。そこで、中国でまだ使える日本語の検索サイトを7つご紹介。

また、ネット規制の法整備も早い。2016年に反スパイ法(中华人民共和国反间谍法)、サイバーセキュリティ法(インターネット安全法とも:中华人民共和国网络安全法)などが成立。2017年から行政裁量でネット規制が続々実施されている。

加えて、サービスを提供するVPNプロバイダーへの対策も着々と進んでいる。海外のVPNはすでに違法扱いとなっており、無許可でVPNサービスを提供した中国人が実刑判決を受ける事例も出ている。

24時間365日、国家が政策として規制・監視しているので、安全かつ自由なネットをするためにVPNが必要なのである。

iPhone&iPadでVPNアプリを使う場合の注意

iPhoneやiPadなどiOSデバイスでVPNを使う場合、Apple IDが所属するリージョン(地域)に注意が必要。たとえば、中国のアカウントは、中国向けアプリストアに接続する。

当局は、VPNを使った規制回避を違法としているため、海外VPNアプリはダウンロードできない。このやっかいな規制の回避方法を以下の記事でまとめているので、参考にしてほしい。

中国政府からの要望で、米アップルが中国ユーザ向けのApp Store(アプリストア)からVPNアプリを削除した。中国にいるユーザはどうしたらこの規制を回避してダウンロードできるのか?

Androidに手動でVPNアプリをインストールする場合

Androidの場合、中国でGoogle Play Storeを含むGoogleドメインが規制されているので使えない。そのためGoogleのアプリストア”以外”からセットアップする。

規制の詳細は以下記事を読んでほしい。

Android上のアプリケーションは、Googleが提供する”Google Play”上でダウンロードするのが一般的。しかし、Googleを完全に締め出している中国では、ちょっとしたテクニックが必要なのでご紹介。

おすすめVPNで紹介しているプロバイダーは、サポートサイトで個別にAPK(アンドロイドアプリケーションパッケージ)を配布したり、手動で設定する方法を公開しているので見てみてほしい。

VyprVPNから中国で接続アプリを使う方法について、メールにてお知らせがあったので日本語訳と当サイトのリンクを併記して記事化。

APKの方法であればGoogle Play Storeへのアクセス手段がない場合でも、インストールできる。

VPNの速度について

VPNを使っていると気になるのが速度の問題。中国でVPNの速度がでない(つまり、遅い)場合、ネットワークそのものに問題があるケースが多い。

たとえば、上海や北京のように海外へのネットワークに近い場所と重慶や成都のように内陸部では、前者のほうがインフラ環境がいいため、速度が圧倒的に異なる。たまに質問でいただくVPNを変えたら速くなるのか?については、劇的な変化は望めない可能性が高い。

中国で切っても切り離せない通信規制。ただ、通信規制が原因なのか、VPNが原因なのか、それとも別の原因なのかわかっているだろうか?3ステップでわかる速度劣化の原因を調べる方法をご紹介。

しかし、上述のエリア(特に上海、北京、広州)は、インフラが許容している以上のトラフィックが発生するためか、ネットが逆に遅いケースもある。地方へ行ったときのVPN速度計測を、別記事で紹介しているので参考にして欲しい。

先週1周間ほど嫁の義実家に滞在。場所は山東省の内陸部で、上海や北京より通信インフラの整備は遅れている。しかし、都市部よりもVPNの接続がスムーズだった上に、速度も出た。ひょっとするとVPNが遅いのは、地域よりも人口密度の要因が大きいかもしれない。

VPNの評価基準について

これらVPNはすべて以下3つ評価基準を主軸に公平に評価し、ランキングしている。中国の規制は短い期間で常に変化するため、これに対応できるかどうか?がポイントである。

  1. 中国当局の規制に対して、どう対処しているのか
  2. サポート体制はしっかりしているか
  3. コストは同じ種類のサービスと比較してメリットがあるか

特に注意したいのが1番目である。中国から直接アクセスできない・規制されたあとに代替手段がないと手も足も出ない状態になるためだ。なお、評価基準の詳細については、ほかの記事でまとめているので参考にしていただければ幸いである。

中国のネットは、政府が管理しているため自由にアクセスができない。VPNとは、規制されているFacebookやTwitter、LINE(ライン)、Gmailなどを日本と同じように使えるツール・サービスである。そんなVPNの選び方をご紹介。

『中国おすすめVPN(2018年版)』へのコメント

  1. 名前:鳳梨de中國 投稿日:2018/12/11(火) 13:28:33 ID:14b6d2765

    RYさん

    コメントありがとうございます。
    12vpnはドメイン規制されたようで移転終わっていたのを私が更新するの忘れておりました。
    今のリンクで中国からもアクセスできます。

  2. 名前:RY 投稿日:2018/12/10(月) 20:24:53 ID:e03822956

    はじめまして。12vpnですが、サイトのアドレスが変更されているのと大陸からアクセスできなくなっている気がします。

  3. 名前:鳳梨de中國 投稿日:2018/11/18(日) 16:46:25 ID:bc12489ac

    Rogiさん

    コメントありがとうございます。
    別記事でも触れているのですが,大都市圏のネットインフラが破綻しつつあるんじゃないかと考えています。
    確かに金盾が悪さしているのは間違いないのですが,2級都市から接続するとあっさりつながるのです。
    ひょっとして金盾は国内向けにサブシステムを持っていて,各省ごとに管轄しているんじゃないかと推測してます。
    そのため,人口密度の高い大都市圏(特に上海)では処理能力以上のトラフィックが発生してほとんど接続しないのだろうと。
    VPNの将来はおそらくですが,全滅です。こればっかりはしょうがないですね。

  4. 名前:Rogi 投稿日:2018/11/18(日) 12:06:58 ID:fd92dd8fb

    Rogiです。久々にコメントさせて頂きます。
    今回中国出張で、深圳、広州、寧波でExpressVPNを使いましたが、以前より接続が不安定になり、かつ速度が落ちた印象です。一つ前でのコメントにある通りで、中国全体の海外接続のネット環境が悪化している印象です。まあ、それでもExpressVPNはそこそこ安定しています。以前は接続できるサーバーが沢山ありましたが、今はRecommended Locationsの上位しか接続できませんし、上位Locationもコロコロ変わります。ExpressVPNも苦労しているなー、と実感しています。
    このままネット環境がどんどん悪くなって、いつの日かVPN接続が全然出来なくなる日が来るのではないかと考えると、末恐ろしいです。

  5. 名前:鳳梨de中國 投稿日:2018/11/08(木) 22:08:03 ID:343fdcc63

    SYさん

    コメントありがとうございます。
    上海博覧会に伴う規制とネット帯域への過重もあるかと思います。
    Vyprと言うよりは海外との通信網がズタズタです。
    大幅なインフラ増強でもされないと,VPN周りのこの状況は解消されないかもしれません。

  6. 名前:SY 投稿日:2018/11/05(月) 23:44:11 ID:cccd7120e

    VyprVPNがまるで駄目ですね…時々つながらないしつながっても驚くほど遅いです
    今のところ使い勝手が一番いいのは12vpnです

  7. 名前:鳳梨de中國 投稿日:2018/08/31(金) 16:40:48 ID:f3421a07a

    まるはさん

    コメントありがとうございます。
    お住まいどちらでしょうか。
    私の方や知人に試してみてもらいましたが,アクセスできるようです。
    もっとも,これも永続するかどうかは別ですが…。