中国で使えるVPNの選び方5ポイント

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強化され続けている検閲と規制

中国で使えるVPNの選び方5ポイント-年々強化される中国の検閲と規制

中国政府は2014年秋から今年2015年はじめにかけて相次いで検閲と規制を強化してきた。この流れは2017年になっても続いている。中国へ赴任や出張する人にはとても厄介な問題だ。FacebookやTwitter、Youtubeはもちろん、LINE(ライン)やGmailなども規制された。では、どんなVPNを使って回避するべきなのか、選び方をご紹介。

中国のネット検閲と規制のいま

中国のネット検閲と規制は、出版や放送と同様、社会統制の1つとして重点的に行われている。中国当局の政策として、プロジェクトとして断続的な改善(?)活動が続けられている。なお、検閲システムの詳細については以下の記事を参考にしてほしい。

中国は改革開放で経済は発展した。しかし、今なお社会主義の一党独裁国家である。体制維持のために中国のインターネットは、日本では考えられないような規制がつきまとう。そんな中国インターネットについて解説する。

日本人がよく使うサイトやサービスとして、以下のものが使えない。

  • Google検索(Yahoo! Japan検索含む)
  • Gmail
  • Google Maps
  • Google+
  • Dropbox(ドロップボックス)
  • Facebook(フェイスブック)
  • LINE(ライン)
  • Youtube(ユーチューブ)
  • Twitter(ツイッター)
  • FC2
  • ニコニコ動画

など。ほかにも海外のアプリやサービスを中心に規制がされている。もしも、これら以外で規制されているアプリやサービスを知りたい場合は、以下の記事を参考にしてほしい。

中国ではGoogle検索はもちろん、Facebook(フェイスブック), YouTube(ユーチューブ), Twitter(ツイッター)も使えません。経済の改革...

随時更新をしているが、いわゆる海外の情報が取得できる検索ツールやSNS(ソーシャル・ネットワーク)と呼ばれるものが規制されている。また、2017年の秋頃から今まで使えていたYahoo! Japanの検索が使えなくなった。そのためVPNなしで自由な検索がしづらくなっている。

確定ではないが、中国当局がYahoo! JAPANの検索機能を規制しているようだ。同サイトのほかの機能は表示されるが、検索機能が使えない。そこで、日本語が使えるほかの検索サイトをご紹介。

なお、中国全土のネットワークは一度集約されて、そこで規制された上で海外に出る。そのため中国のどこにいても同じ規制を受ける。上海や北京など大都市でも同じである。中国大陸のネット規制は世界有数で、規制ランキングの常連である。

例年どおり『インターネットの自由』の2017年版(原名:Freedom on the Net 2017)が発表された。今年も中国が、内乱続く中東やアフリカ諸国など競合を抑えて1位をキープ。来年は習近平主席の指導で、さらに力強い邁進が期待できそうだ。

例外として、一国二制度とされている香港(ホンコン)と澳門(マカオ)は除かれる。ただし、中国のSIMカードを使った場合、たとえこの地域にいても同じように規制されるので要注意。

VPNをどう選ぶべきなのか?

VPNサービス自体は世界中にたくさんあり、無料で使えるものもあれば、有料のものもある。運営会社の規模もまちまちで、個人事業主が運営する小規模のものが多い。VPN経由でサービスやサイトのIDやパスワードを含む個人情報が、通過するのに要注意だ。

そこで、正しいVPNの選び方5ポイントを以下にあげる。

1.値段:コストパフォーマンス

中国で使えるVPNの選び方5ポイント-1.値段:コストパフォーマンス

VPNは中国にいる以上、手放すことができないもの。駐在しているのであれば、その期間まるまる使うハメになる。長期間使うだけに、その費用に注意したい。

icon-arrow-circle-right 日本人が運営する個人運営のVPN

ほとんどが1,000円/月。これに消費税が別途必要で、年間で13,000円近くかかる。割引などがある業者もいるが、それでも9,000円以上。正直、日本人経営のVPNは全部ボッタクリである。日本語という点だけに、倍以上のお金を払ってもいいのなら別であるが。

ボッタクリと言う理由は、彼らのインフラが割安なサーバを利用していて、他のユーザと共有する割には、支払い金額が海外と比べてかなり割高だからだ。運営規模が小さくなるとランニングコストが高くなるのでやむを得ないのだろうが、長い目で見るとかなり損をする。

icon-arrow-circle-right 海外の専門業者が運営するVPN

年間契約で月額のコストは500円~700円程度から。運営元が欧米であることが多いので、サイト事態は英語。ただし、中学生程度の英語ができれば十分契約できる。

当サイトでも英語を翻訳して紹介しているので、申込みはかんたんである。

2.安定性

中国で使えるVPNの選び方5ポイント-2.安定性

24時間365日使いたいときに使えないととても不便である。サーバやネットの十分な設備を持っていないと、障害が起きた場合に対応できない。快適に使うために注意する必要がある。

また、2016年から中国当局はVPNサービスを個別に狙い撃ちしてブロック・規制している。突然規制されてしまったときに、どれだけ早く対応できるのか?がポイントだ。

icon-arrow-circle-right 日本人が運営する個人運営のVPN

ほとんどが他社から借りているインフラを使って、サーバを1台~10台程度運営している。クラウドサービスを使っている業者もいるが、安定性はクラウド業者次第。故障発生時、復旧までの時間が不透明である。

icon-arrow-circle-right 海外の専門業者が運営するVPN

業者にもよるが100台から大手だと1,000台近くを運用している。エンジニアが24時間体制で監視しているため、サーバが壊れても予備機ですぐに対応してもらえるので、つながらない!ということはほぼない。

当サイトがおすすめするVyprVPNだと、サイトやサーバがブロックされても、概ね数時間以内に対応が完了している。直近では2017年11月上旬にサイトを含めたドメインごとブロックを中国当局から受けたが、半日で復帰している。

3.速度:スピード

中国で使えるVPNの選び方5ポイント-3.速度:スピード

これは写真が多いFacebookやTwitter、動画などのYoutubeやニコニコ動画をみるときに、速度がでないと使いものにならない。また、中国からサーバまでの距離が遠くなると遅くなるので、サーバが利用場所から近いところにあるのがいい。

icon-arrow-circle-right 日本人が運営する個人運営のVPN

個人運営のサービスは、バックボーンを持っていないことが多い。クラウドサービス型の場合は、クラウド業者次第。共有していることが多いので、パフォーマンスに問題が多い。

インターネット回線やサーバを共有しているのでしょうがないのだが、だったら値段を下げてくれればまだいいのだが…。

icon-arrow-circle-right 海外の専門業者が運営するVPN

業者にもよるが世界各地に複数のバックボーンとサーバを持っているため、中国から近いサーバを選べば動画もストレスなく見られる。このスピードに関係するのがバックボーンと呼ばれるネットワークの太さなのだが、前述の個人運営のVPNはここが非常に弱い。

当サイトがおすすめするVyprVPNだと日本、台湾、韓国や香港など、中国近郊に複数サーバがあるので、アメリカにしかサーバのない業者と比べると距離が半分以下でレスポンスが速い。

4.セットアップのかんたんさ

中国で使えるVPNの選び方5ポイント-4.セットアップのかんたんさ

icon-arrow-circle-right 日本人が運営する個人運営のVPN

専用の接続アプリを持っていない場合が多い。ほとんどの場合、マニュアルを見ながら、自分でセットアップが必要。技術がまったくわからないと、サポートとのやり取りを何度もやる必要がある。

icon-arrow-circle-right 海外の専門業者が運営するVPN

ほとんどの業者が専用接続アプリを持っているので、マウス1つでセットアップができる。とてもかんたん。

当サイトでおすすめするVyprVPNだと日本語の接続アプリがあるので、ワンクリックで接続ができるし、切断後も自動で復帰してくれるので嬉しい。

5.サポート

中国で使えるVPNの選び方5ポイント-5.サポート

icon-arrow-circle-right 日本人が運営する個人運営のVPN

平日昼間のメールサポートのみがほとんど。電話サポートを行ったり、ライブチャット(リアルタイムのチャット)をしているところはない。

個人事業主規模のところが多いので、経営と運営やるだけで精一杯なので仕方ないといえば仕方ないのだが…。

icon-arrow-circle-right 海外の専門業者が運営するVPN

24時間、365日体制で電話、メール、ライブチャットのサポートが手厚く行われている。困ったときに、すぐに応対してもらえるのは、体制が整っているからこそと言える。

VPNの選び方のまとめ

会計の話になるが、上記で列挙した内容はほとんどが固定費だ。安定性やスピードの元となるサーバやネットワークの維持、それにかかるエンジニア、セットアッププログラムのようなアプリケーション開発とメンテナンス、そしてサポート。これらの固定費は顧客がいようといまいとかかわらずかかってくる。

中小のVPNはこれらの費用に耐え切れないので、回避方法は2種類しかない。1つのサーバやネットワークに顧客を詰め込んでしのいで利益を確保する方法と、もう1つはサーバやネットワーク、サポートを簡素にするかのどちらかだ。

トラブルを考えると、大手を選択するのは無難だと言える。

オススメVPN

中国在住が通算して8年超え、VPNサービスを20種類以上試した私がオススメするVPNをまとめた記事を以下にまとめてあるので、こちらを参考にしてもえれば幸いだ。

2017年も引き続き規制が厳しい。中国に出張や海外赴任で滞在するとGoogleはもちろん、GmailやFacebook、LINE(ライン)、Twitterなどが使えない。秋からYahoo! Japanの検索機能が規制された。そんな中国の規制を突破する切り札-おすすめVPN-をご紹介。