中国で使えるVPNの選び方5ポイント

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中国おすすめVPNサービス

中国のネット規制は年々強化

中国で使えるVPNの選び方5ポイント-年々強化される中国の検閲と規制

中国のネットは、政府が管理しているため自由にアクセスができない。VPNとは、規制されているFacebookやTwitter、LINE(ライン)、Gmailなどを日本と同じように使えるツール・サービスである。そんなVPNの選び方をご紹介。

中国の検閲とネット規制のいま

中国のネット検閲と規制は、出版や放送と同様、社会統制の1つとして重点的に行われている。中国当局の政策として、国家プロジェクトとして断続的な改善(?)活動が続けられている。なお、検閲システムの詳細については以下の記事を参考にしてほしい。

金盾(きんじゅん)とは、中国で国家が政策として運用しているインターネット検閲・規制システムである。中国共産党の体制維持のために、日本では考えられないようなメディア検閲やネット規制がされている。今回は、中国のそれら検閲・規制を解説。

日本人がよく使うサイトやサービスとして、以下のものが使えない。

  • Google検索(同エンジンを使うYahoo! Japan含む)
  • Gmail
  • Google Maps(2018年に一部規制解除)
  • Google+
  • Dropbox(ドロップボックス)
  • Facebook(フェイスブック)
  • LINE(ライン)
  • Youtube(ユーチューブ)
  • Twitter(ツイッター)
  • FC2
  • ニコニコ動画

など。ほかにも海外のアプリやサービスを中心に規制がされている。もしも、これら以外で規制されているアプリやサービスを知りたい場合は、以下の記事を参考にしてほしい。

中国ではGoogle検索はもちろん、Facebook(フェイスブック), YouTube(ユーチューブ), Twitter(ツイッター)も使えません。経済の改革…

随時更新をしているが、いわゆる海外の情報が取得できる検索ツールやSNS(ソーシャル・ネットワーク)と呼ばれるものが規制されている。また、2017年の秋頃から今まで使えていたYahoo! Japanの検索が使えなくなった。そのためVPNなしで自由な検索がしづらくなっている。

2017年9月中旬より中国当局がYahoo! JAPANの検索機能を規制している。同サイトのニュースや知恵袋などほかの機能は表示されるが、検索機能だけが使えない。そこで、中国でまだ使える日本語の検索サイトを8つご紹介。

今まではVPNがなくても抜け道が1つや2つあったのだが、2017年から2018年に掛けて徹底的な抜け穴封じが行われている。

なお、中国全土のネットワークは一度集約されて、そこで規制(金盾システム経由)された上で海外に出る。そのため中国のどこにいても同じ規制を受ける。上海や北京など大都市でも内陸部でも同じである。

ちなみに、中国大陸のネット規制は世界有数で、北朝鮮と並んで規制ランキングの常連である。

例年どおり『インターネットの自由』の2017年版(原名:Freedom on the Net 2017)が発表された。今年も中国が、内乱続く中東やアフリカ諸国など競合を抑えて1位をキープ。来年は習近平主席の指導で、さらに力強い邁進が期待できそうだ。

例外として、一国二制度とされている香港(ホンコン)と澳門(マカオ)は除かれる。ただし、中国のSIMカードを使った場合、たとえこの地域にいても同じように規制されるので要注意。

VPNをどう選ぶべきなのか?

VPNサービス自体は世界中にたくさんあり、無料で使えるものもあれば、有料のものもある。運営会社の規模もまちまちであるものの、多くは個人事業主が運営する小規模のものである。VPN経由でサービスやサイトのIDやパスワードを含む個人情報が、通過するのに要注意だ。

そこで、正しいVPNの選び方5ポイントを以下にあげる。

1.値段:コストパフォーマンス

VPNは中国にいる以上、手放すことができないもの。駐在しているのであれば、その期間まるまる使うハメになる。長期間使うだけに、その費用に注意したい。

気をつけたいのは、VPNは海外にあるサーバとセットで機能する。そのため、アプリのように1度お金を払ってずっと無料で使える”ものではない”ということだ。買い切りモデルではないので、使っている期間=お金を支払い続けることになる。

そのため、コスパが非常に重要なのだ。

icon-arrow-circle-right 日本人が運営する個人運営のVPN

ほとんどが700~1,000円/月。これに別途消費税が必要で、年間で9,000円~13,000円近くかかる。割引などがある業者もいるが、それでも8,000円以上。正直、日本人経営のVPNは全部ボッタクリである。日本語という点だけに、倍以上のお金を払ってもいいのなら別であるが。

ボッタクリと言う理由は、彼らのインフラが割安なサーバを利用していて、他のユーザと共有する割には、支払い金額が海外と比べてかなり割高だからだ。運営規模が小さくなるとランニングコストが高くなるのでやむを得ないのだろうが、長い目で見るとかなり損をする。

icon-arrow-circle-right 海外の専門業者が運営するVPN

年間契約で月額のコストは500円~700円程度から。ユーザが世界中にいるので、サーバも1,000台以上の大規模運営が多い。

運営元が欧米なので、サイトは英語が基本。ただし、中学生程度の英語ができれば十分契約できる。

当サイトでも英語を翻訳して紹介しているので、申込みはかんたんである。

2.安定性

上述のとおり、VPNはサーバがなければ意味がない。そのため、24時間365日の体制でサービス提供が必要だ。サーバやネットに十分な余裕がないと、障害が起きた場合にサービスが使えなくなる。安かろう悪かろうは避けたいところだ。

2016年頃から中国当局は、VPNサービスを個別に狙い撃ちブロック・規制している。予告もないので、突然規制されてたときに、どれだけ早く対応できるのか?がポイントだ。

icon-arrow-circle-right 日本人が運営する個人運営のVPN

ほとんどが他社から借りているインフラを使って、サーバを1台~10台程度運営している。クラウドサービスを使っている業者もいるが、安定性はクラウド業者次第。故障発生時、復旧までの時間が不透明である。

icon-arrow-circle-right 海外の専門業者が運営するVPN

業者にもよるが小さいところで100台規模、大手では1,000台超えるサーバを運用している。エンジニアが24時間体制で監視しているため、サーバが壊れても予備機ですぐに対応してもらえる。つながらない!ということはほぼない。

当サイトがおすすめするVyprVPNだと、サイトやサーバがブロックされても、概ね数時間以内に対応が完了している。直近では2017年11月上旬にサイトを含めたドメインごとブロックを中国当局から受けたが、半日で復帰している。

当サイトでおすすめしているVyprVPNが、両会中に行われたネット規制の詳細を発表。同アナウンスで規制から数時間で対応完了したことを述べている。また、同時にChameleon(カメレオン)の強化も計画しているのでご紹介。

中国では手持ちのVPNを規制されると検索含めてお手上げになる。中国の規制対応をどうやるのか?が重要だ。

3.速度:スピード

これは写真が多いFacebookやTwitter、動画などのYoutubeやニコニコ動画をみるときに、速度がでないと使いものにならない。また、中国からサーバまでの距離が遠くなると遅くなるので、サーバが利用場所から近いところにあるのがいい。

icon-arrow-circle-right 日本人が運営する個人運営のVPN

個人運営のサービスは、バックボーンを持っていないことが多い。クラウドサービス型の場合は、クラウド業者次第。共有していることが多いので、パフォーマンスに問題が多い。

インターネット回線やサーバを共有しているのでしょうがない。規模が小さいため値段も下げづらいので、相互卍固め状態となる。

icon-arrow-circle-right 海外の専門業者が運営するVPN

ほとんどの業者が世界各地に複数のバックボーンとサーバを持っている。

中国から近いサーバを選べば動画もストレスなく見られる。このスピードに関係するのがバックボーンと呼ばれるネットワークの太さなのだが、個人運営のVPNはここが非常に弱い。

当サイトがおすすめするVyprVPNだと日本、台湾、韓国や香港など、中国近郊に複数サーバがあるので、アメリカにしかサーバのない業者と比べると距離が半分以下でレスポンスが速い。

中国を含む世界でVPNの速度を計測したランキングなどもあるので、速度重視であればこちらの記事を参考になる。。ただし、中国の場合は金盾が原因でこのままの速度がでるわけではないが…。

VPNを使っていると気になるのが、その転送速度(速さ)である。イギリス、アメリカ、オーストラリア、香港の4大陸の複数拠点から速度測定したときの平均値が掲載されている。VPN比較の参考向けにご紹介。

4.セットアップのかんたんさ

icon-arrow-circle-right 日本人が運営する個人運営のVPN

意外と見落としがちなのが、これ。

専用の接続アプリを持っていない場合が多い。ほとんどの場合、マニュアルを見ながら、自分でセットアップが必要。技術がまったくわからないと、サポートとのやり取りを何度もやる必要がある。

icon-arrow-circle-right 海外の専門業者が運営するVPN

ほとんどの業者が専用接続アプリを持っているので、マウス1つでセットアップができる。とてもかんたん。

当サイトでおすすめするVyprVPNだと日本語の接続アプリがあるので、ワンクリックで接続ができるし、切断後も自動で復帰してくれるので嬉しい。

日本を含む海外はもちろん、中国でも快適にネット規制を回避できるVyprVPNを紹介。海外大手ながら接続アプリが完全日本語対応。VPNサービスの速度ランキングでも常連だ。管理人も使っているこのVPNサービスの特長から、使い方までじっくり解説。

5.サポート

icon-arrow-circle-right 日本人が運営する個人運営のVPN

平日昼間のメールサポートのみがほとんど。電話サポートを行ったり、ライブチャット(リアルタイムのチャット)をしているところを見たことがない。

個人事業主規模のところが多いので、経営と運営やるだけで精一杯なので仕方ないといえば仕方ない。また、サポートセンターが外部委託されていると、その分遅くなる。

icon-arrow-circle-right 海外の専門業者が運営するVPN

24時間、365日体制で電話、メール、ライブチャットのサポートが手厚く行われている。困ったときに、すぐに応対してもらえるのは、体制が整っているからこそと言える。

ポイント2でも述べたとおりで規制された場合にメールで個別に通知をしてくれるか?も重要だ。理由は、中国以外にあるVPNの違法化がされたため、サイトへのアクセス自体が規制されているためである。

昨年(2017年)から始まった中国当局のグレーVPNの違法化と掃討作戦。その後もVPNベンダと中国当局の攻防が続いている。このイタチごっこを緩和するためVyprVPNがリダイレクトサーバを導入したのでご紹介。

VyprVPNでは中国への対応としてWebページのリダイレクト化(アクセスアドレスと本体の分離)や機能強化を次々と打ち出している。こういったユーザ寄りのサポート体制は、ある程度の規模がないと難しいだろう。

VPNの選び方のまとめ

会計の話になるが、上記で列挙した内容はほとんどが固定費だ。安定性やスピードの元となるサーバやネットワークの維持、それにかかるエンジニア、セットアッププログラムのようなアプリケーション開発とメンテナンス、そしてサポート。これらの固定費は顧客がいようといまいとかかわらずかかってくる。

中小のVPNはこれらの費用に耐え切れないので、回避方法は2種類しかない。1つのサーバやネットワークに顧客を詰め込んでしのいで利益を確保する方法と、もう1つはサーバやネットワーク、サポートを簡素にするかのどちらかだ。

トラブルを考えると、大手を選択するのは無難だと言える。

オススメVPN

中国在住が通算して9年超え、VPNサービスを20種類以上試した私がオススメするVPNをまとめた記事を以下にまとめてあるので、こちらを参考にしてもえれば幸いだ。

2018年も中国のネット規制は厳しい。出張や駐在で来るとGoogleはもちろん、GmailやFacebook、LINE(ライン)、Twitterなどが使えないことに気づくはず。2017年秋からはYahoo! Japanも規制されている。そんな規制を突破する切り札-おすすめVPN-をご紹介。