2017年版LINE(ライン)を中国赴任先で使う3ステップ

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LINEは中国でそのまま使えない!

LINEを中国赴任先で使う3ステップ(2017年版)-中国でLINE

中国に赴任が決まった!そんな赴任者で、家族や友達、同僚とはLINEでやりとりをしているという人は少なくないはず。しかし、中国でLINEはそのまま使えない。では、どうすればいいのだろう?赴任前にやっておきたい準備を3ステップ、5分で紹介する。

1.知識編

多くのサービス・サイトが使えない中国

中国は中国共産党が政策を担っている国である。共産主義国家なので、自由主義国家である日本やアメリカ・ヨーロッパとは政治の仕組みが異なる。そのため、中国政府にとって不都合なサイトは開くことができない。また、国民が一致団結して政府を転覆させることのないよう、FacebookやTwitterなど海外の有名なSNSはほぼ使えない。

中国のインターネット政策については、以下の記事を参考にしてほしい。

中国は改革開放で経済は発展した。しかし、今なお社会主義の一党独裁国家である。体制維持のために中国のインターネットは、日本では考えられないような規制がつきまとう。そんな中国インターネットについて解説する。
前回取り上げた中国インターネットで避けられないインターネット規制(金盾)。このままでは、Facebookを使うことも、Youtubeで動画も見られない。何よりもGoogleが規制されて検索ができないのがつらい。まるで、本のない図書館だ。では、どうしたらいいのか?

具体的にどういったサイトやサービスが使えないのか?は、以下の記事に詳細が載っている。

中国ではGoogle検索はもちろん、Facebook(フェイスブック), YouTube(ユーチューブ), Twitter(ツイッター)も使えません。経済の改革…

中国で使えないアプリの中にLINEが入っているのだ。そのため、中国に準備無しで行くとLIENをインストールもできないし、使うこともできないのだ。

中国現地でもっとも困るのは、情報を探す・調べられないことだ。日本ではYahoo! JapanやGoogleを読者も日常的に使っているだろう。しかし、中国ではどちらも使えない。このためLINEが使えないときに、原因を調べたり、対策を立てるためのツールが封じられているのだ。

今のところ、Yahoo!やGoogle以外にもGoogleエンジンを使った検索サイトがあるので、回避策がまだある。しかし、中国当局のネット規制は年々ひどくなる一方なので注意深く見守る必要があるだろう。

確定ではないが、中国当局がYahoo! JAPANの検索機能を規制しているようだ。同サイトのほかの機能は表示されるが、検索機能が使えない。そこで、日本語が使えるほかの検索サイトをご紹介。

端末別パターン

もしも、日本で使っているスマホにLINEがインストールされていて、それをそのまま中国に持って行くのであれば、次のようになる。

  • Androidスマホ
    • Wifi使うとき:VPN必要
    • モバイルデータ使うとき:VPN不要
    • ローミング使うとき:VPN不要
  • パソコン:VPN必要
  • iPhone(4,5,5S, 6, 6 Plus, 7)
    • Wifi使うとき:VPN必要
    • モバイルデータ使うとき:VPN必要
    • ローミング使うとき:VPN不要

LINEが使えるパターンが少ないのがおわかりになるだろうか?

絶対にやっていけないのは、日本のiPhoneを中国へ持って行き中国のSIMカード(チャイナモバイルやチャイナユニコム)を使うことだ。中国のSIMカードを使うと、LINEが中国のサーバに接続しようとする。ところがLINEの中国サーバはかなり昔に閉鎖されており、接続ができないのだ。なお、技術的な詳細を知りたい人は以下の記事を参考にしてほしい。

2014年夏から続く中国のLINE規制問題。2017年も引き続き規制されており、使えない場合がある。そこでAndroidとiPhone、それぞれでLINEが使えるパターンと使えないパターンを調べたので紹介する。

技術が難しくてわからない!という人は、VPNを準備して中国に行こう。次からは、VPNのセットアップ方法について解説する。

2.準備編

VPNを導入

まずは、VPNを導入する。どうやるのかは、下記コラムを見て欲しい。

2017年も引き続き規制が厳しい。中国に出張や海外赴任で滞在するとGoogleはもちろん、GmailやFacebook、LINE(ライン)、Twitterなどが使えない。秋からYahoo! Japanの検索機能が規制された。そんな中国の規制を突破する切り札-おすすめVPN-をご紹介。

もしも、中国にすでにいるのであれば、中国法人(現法)のネットを使うのも一つの手である。VPNを使っているかは、Yahoo!台湾(Yahoo奇摩)を開いてみればわかる。開ければ、社内はVPNで海外とつながっている。

今回紹介するVPNは、HMAという大手業者。詳細は以下の記事を参考にしてほしい。

本記事で取り上げているHMAは、2016年秋頃より中国国内からの接続が困難になっており、また対策が放置されています。2017年現在、VyprVPNをオススメしています。日本語訳付きの導入方法はこちらの記事をご覧ください。

VPNをiPhone/Androidにインストール

1.iPhoneもAndroidも手順はほぼ同じだが、iPhone5の画面で説明する。まずは、App Storeを開いて「Hide My Ass」で検索

LINEを中国赴任先で使う3ステップ(2017年版)

2.ダウンロード

LINEを中国赴任先で使う3ステップ(2017年版)

3.インストールするとアイコンが出るのでタップして起動

LINEを中国赴任先で使う3ステップ(2017年版)

4.ログインIDとパスワードを入力して「Login」をタップ

LINEを中国赴任先で使う3ステップ(2017年版)

5.プロトコルとサーバの選択

接続プロトコルは一番軽い「PPTP」がいい。また、利用サーバを選ぶことができる。画面下側にある「Location」から「Japan」を選ぶ(近場の台湾(Taiwan)や香港(Hongkong)もオススメ)

LINEを中国赴任先で使う3ステップ(2017年版)

※日本サーバを使うならば、沖縄にあるものが一番速い

LINEを中国赴任先で使う3ステップ(2017年版)

6.右上にある「インストール」をタップしてインストールを完了

LINEを中国赴任先で使う3ステップ(2017年版)

※インストール時に警告がでる場合がある。そのまま続行して構わない

LINEを中国赴任先で使う3ステップ(2017年版)

3.利用編

あとは、iPhoneの設定にVPNという項目が追加されているので、接続をタップするだけ

LINEを中国赴任先で使う3ステップ(2017年版)

中国でiPhone+LINEを使うときの注意

このiPhoneとLINEの組み合わせを使うとき、下記の行為は避けたい。使えなくなる可能性が高い。

  • 中国番号で再登録する
  • 中国のSIMカードをiPhoneに挿す

また、万が一のことを考えて、WifiのみでiPhoneを使う場合でも、SMS(ショートメッセージ)を受け取れるようにローミングサービスは事前申し込みをしておくのをオススメする。

2017年7月末からiPhoneなどのアプリストアからVPNアプリがダウンロードできなくなっている。ただし、できなくなるパターンが限られているので回避できる。詳細は下記の記事を参考にしてほしい。

中国政府からの要望で、米アップルが中国ユーザ向けのApp Store(アプリストア)からVPNアプリを削除した。中国にいるユーザはどうしたらこの規制を回避してダウンロードできるのか?

皆さんの参考になれば幸いだ。

コメント

  1. みづき より:

    LINEがかなり前から中国で使えないとの情報は間違いです。
    実際には、最近のYAHOOの検索規制に合わせて、LINEも封鎖されたのが正しいですね。(中国駐在者より。)
    二週間前までは日本とLINEやり取りしていました。

    • みづきさん

      コメントありがとうございます。
      Androidだと使えるのですが,iPhoneだと使えなかったので本記事となっています。
      ただ,私はLINEあまり使わない(日本に連絡する相手がいない)ので,嫁のiPhoneで当時確認した内容となります。